カメラの機能
73
フォーカススコープ ・ カーブのピークが最高のポイントに達してい
ると、 画像のフォーカスが合っています。
収録中にCFastカードでコマ落ちが発生すると、 コマ落ち警告が
表示されます。 オーディオクリッピングが発生すると、 オーディオ
スコープ波形の先が赤くなります。
All manuals and user guides at all-guides.com
トランスポート表示
トランスポート表示は、 明るいカラーアイコンで、 現在使用されているボタンを表示します。 また、 収録中にコマ
落ちが発生した場合、 同アイコンはコマ落ちの警告も表示し、 収録が最大容量になるとFULLと表示します。
露出スコー プ
露出スコー プはヒストグラムを表示し、 水平スケールでホワイトとブラック間のコントラストを表示します。 ヒス
トグラム表示の左側はシャドウ (ブラック) で、 右側はハイライト (ホワイト) になります。 レンズアパーチャーを
閉じたり開いたりすると、 ヒストグラム上の情報が左右に動くことを確認できます。 最適露出を設定するには、
データの分布をヒストグラムの右側に寄せて、 右下にカーブの端がく るよう、 レンズアパーチャーを設定します。
これはETTR (Exposing to the right) と呼ばれます。
フォーカススコー プ
フォーカススコー プは、 ベル曲線を表示します。 このベル曲線はカメラのフォーカスを合わせたり外したりする
と、 上下に動きます。 カーブの高さは、 画像の細部の情報量により変更します。 例えば、 画像に多くの詳細が含ま
れている場合、 カーブはより大きく顕著に表示されます。 画像の詳細情報に応じ、 カーブがピークになっている
時、 画像のフォーカスは完璧に合っています。
オーディオスコー プ
オーディオスコー プは、 収録したオーディオの前3秒の波形を継続的にアップデートして表示します。 収録中にノ
イズが聞こえる場合、 オーディオスコー プは先が赤くなるのでオーディオがクリッピングされているかどうか簡
単に確認できます。 オーディオメーターが0dB以上にならないようオーディオレベル調整ノブを反時計回りに回
して調整するとクリッピングを防ぐことができます。
メディ アタイムライン
メディアタイムラインは、 CFastカードの収録/再生状況を表示します。 ドットおよびクリップインジケーターは、
用途ごとに異なる色で光ります。 カードへの書き込みは赤、 カードの読み込みは緑、 カードエラーは黄色に光り
ます。 新しいクリップを収録した際、 使用しているスロットはタイムラインに新しいクリップを表示します。 各タイ
ムラインディスプレイの終わりにある残り収録時間インジケーターは、 各CFastカードの残りの収録時間を分/秒
で表示し、 カードがフルになると 「FULL」 と表示します。
2つ目のスロットに空のCFastカードが挿入されている場合、 1枚のカードがフルになるとBlackmagic URSAは自
動的に次のCFastカードに収録を続けます。 選択したクリップを再生するには、 開閉式モニターのトランスポート
コントロール、 あるいはモニター外側の再生ボタンを押します。