6.4
自己診断
自己診断により、制御システムがタービンと電気部品の機能をチェックします。
障害が検出されなければ、自己診断終了後直ちに吸引できる状態になります。エラーが検出されたら、
シグナルでこれが知らされます。
LED1
LED2
自己診断は、マニュアルで起動し、一度で実行されます。
⇒ 運転モードボタン (21) を3秒間押します。
LED1
LED2
点滅します
♦
⇒ エンターボタン(25)を押します.
T2
点滅します:自己診断が実行されます。
♦
自己診断の間:
• ビープ音が鳴ります。
T2
• 少しの間、全ての表示がオンになります。
• 制御システムが順番に様々な部品をチェックします。
• 少しの間、吸引タービンのスイッチがオンになります。
エラーが検出されなかった場合:
♦ 吸引はスタンバイの状態になります。
エラーが検出された場合:
♦ ビープ音が鳴ります。
♦ 全ての表示が点灯します。
⇒ トラブルシューティングについては、7章をご覧ください。
6.5
ヒューズ
集塵装置のヒューズは2つの装置保護スイッチ(10、図 1)で構成されています。
ボタンを押し込むと、動作した装置保護スイッチがリセットされます。
繰り返して装置保護スイッチが切れてしまう場合、装置が故障しています。装置を修理に出してくださ
い!
6.6
交換部品
消耗部品もしくは交換部品は、インターネット上の www.renfert.com/p918
にある交換部品リストに記載されています。
以下の項目番号を入力してください。:29390000.
シリアル番号、製造日および装置のバージョンは装置の型番号ラベルに記載
されています。
6.7
工場出荷時設定
⇒ 装置のスイッチ(3、 図2)をオフにします。
⇒ 運転モードボタン(21)と吸引力ボタン(23)を同時に押します。
⇒ 装置のスイッチをオンにし、そのボタンを3秒間押し続けます。
♦ 4個のランプすべてが、2回点滅します。
♦ すべての設定値が、工場出荷時設定にリセットされました。
♦ ビープ音でリセットされたことが確認されます。
工場出荷時設定:
功能 / 特性
運転モード
吸引レベル
集塵トレ ー ダスト廃棄間隔
アフターランタイム(終了後動作時間)
LED3
LED4
LED3
LED4
T1a/T1b
T3
T4
T1a/T1b
T3
T4
- 13 -
調整範囲
CAM制御運転 / 継続運転
1 - 2
2 - 100 時間
0 - 30 秒
21
23
25
図 14
工場出荷時設定
CAM制御運転
1
50 時間
3 秒
JA