取扱説明書
1.8.4
追加機能
148
取 扱 説 明 書 | HTE18
検出距離の調整は、ポテンショメータ(タイプ:270°)を使用して背景に対応す
る形で行います。
右回転:ティーチモードへ、左回転:ランモードへ。黄色 LED 表示灯が点滅する
まで、ポテンショメータを右回転させてティーチモードにします。対象物を希望の
検出距離に設定します。黄色 LED 表示灯が点灯しなくなるまで、ポテンショメー
タを左回転させてランモードにします。黄色 LED が点灯したままになるはずで
す。対象物を光線から避けると、LED が消灯します。
Sensing range min.
100 %
100 %
0 %
0 %
図 30: 調整中の信号強度インジケータ
センサの背面にある信号強度インジケータを使用することで、最適な設定の確立と
点検を行うことができます。信号強度インジケータの LED は、対象物の位置とセ
ットしたスイッチングポイントに呼応して点灯します。点灯している LED が全く
ないか、赤色だけの場合は、対象物の位置がセットしたスイッチングポイントの前
方になっており、検出不可能であることを意味しています。対象物がセットしたス
イッチングポイントの後方にあると、最初の黄色 LED が点灯します。対象物がセ
ンサから背景に向かって遠ざかるに従って、 点灯する緑色 LED の数が増えます
照 図
30)
。センサは調整済みで、動作準備が完了しています。図参照 表 56,
ページ 136
を参照し、機能を点検してください。スイッチング出力が図のように
動作しない場合は、使用条件を確認してください。故障診断の項を参照してくださ
い。
IO-Link の検出距離の調整に関する情報は、 同梱の IO-Link 光電センサの取扱説明書
を参照してください。
センサは調整済みで、動作準備が完了しています。
アラーム/ヘルス出力
センサ(HTE18)には、事前障害通知出力が装備されています(配線図 [B] の
「Q2」 、アラームオプションが選択されている場合) 。この機能は、受光の信号強度
が不十分である場合に通知を発します。考えられる原因:センサが汚れている、セ
ンサの方向調整がずれている。良好な状態:LOW(U
HIGH(>+U
- V) 。この場合、LED 表示灯が点滅します。
V
Health 出力: このセンサ (HTE18) には、 受光の信号強度が十分である場合に通知す
る、ヘルス状態通知出力 (ヘルスオプションが選択されている場合は、概略接続図
[B] の 「Q2」 ) が備わっています。信号強度が不十分な場合に考えられる原因:セン
サの汚れ、センサの調整不良、またはケーブルの損傷。良好状態:HIGH(>+U
V) 、汚れがひどい場合、またはケーブル断線時:LOW(U
灯が点滅します。
Set switching point
100 %
100 %
100 %
100 %
100 %
0 %
0 %
0 %
0 %
0 %
記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください。
Sensing range max.
100 %
0 %
< V) ;汚れがひどい場合:
V
< V) 。その際 LED 表示
V
8017851.1HW2/2022-11-14 | SICK
(参
-
V