3. 接続
重要な安全上の注意
すべての接続は、 オーディオ機器の電源をオフにして行
う必要があります。 電源を入れたままでの操作でオー
ディオ機器の結線をする場合、 絶縁されていないスピー
カー端子に触れたり、 配線したりすると、 不快な感覚が生じることが
あります。 600 S3のスピーカー端子はさまざまな端末処理のケー
ブルを接続することができます。 4mm バナナプラグ、 6mm および
8mm (1/4 インチおよび5/16 インチ) スペードプラグ、 または直
径最大 4mm (5/32インチ) までの裸線などです。
重要な安全上の注意
特にヨーロッパ諸国などの一部の国では、 4mmバナナ
プラグは、 シャッターのない電源ソケットの穴に挿入さ
れる可能性があるため、 潜在的に安全上の危険がある
と考えられています。 欧州のCENELEC 安全規則に準拠するため、
端子の先端の4mmの穴はプラスチック ・ ピンで塞がれています。 こ
れらの条件が適用される国でこの製品を使用する場合は、 子供や知
識のない人物が危険な方法でバナナプラグを使用できないようにし
てください。 バナナプラグを使用する場合は、 プラスチックピンを取
り外してください。
フルレンジ接続
- L F
- H F
+ L F
+ H
F
スピーカー ・ ケーブルを選ぶ際には販売店に問い合わせてください。
総インピーダンスはスピーカーの仕様で推奨される最大値より低く
し、 低インダクタンス ・ ケーブルを用いて高音域が減衰しないように
してください。
スピーカーの裏に、 リンクされたターミナルが 2 ペアあります。 フル
レンジ接続 (左上図) を行う場合、 ターミナルリンクは所定の位置 (
配送された状態) に残し、 一方のペアのターミナルのみアンプに接
続された状態にします。 バイワイヤ接続あるいはバイアンプ (右上
図) を行う場合、 ターミナルリンクを取り外し、 ターミナルのペアをア
ンプにそれぞれ独自に接続する必要があります。 バイワイヤ接続を
行うと、 低域のディテールの解像度が向上します。
スピーカーのプラス端子 (赤のリング) はアンプのプラス 出力端子
に、 スピーカーのマイナス端子 (黒のリング) はアンプのマイナス出
力端子に確実に接続してください。 誤った接続をしても、 損傷には
至りませんが、 不自然なステレオイ メー ジや低音不足の原因とな
ります。 ガタつきを防ぐため、 端子キャッ プは必ず完全にねじ込んで
ください。
バイワイヤ接続
- L F
- H F
+ L F
+ H
F
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