バッテリーパック -
CTB8174
バッテリーパックの保護
効率とバッテリー寿命を最大化するために、 リチウ
ムイオンバッテリーは、 本ツール内および充電器
内に内蔵の安全回路によって保護されています。
この安全回路は、 バッテリー電圧、 充放電の電流
と温度を監視しています。 さ らに詳しくは、 本取扱
説明書の過負荷の節をご参照ください。
低温環境下での動作
リチウムイオンバッテリーは、 -4°F (-20°C) までの
温度で使用可能です。 バッテリーバックが極度に
低温であるときには、 本ツールを無負荷で作動さ
せてバッテリーを暖めると、 通常通りに本ツールを
利用することができます。
高温条件下での動作
リチウムイオンバッテリーの温度が158°F (70° C)
に達すると、 保護回路によってバッテリーがオフに
なり、 本ツール上の白色LED2灯が点滅します。 一
旦バッテリー温度が下がると、 ツールは正常な動
作を再開します。
保管
バッテリーパックは水中や雨中にさ らさないでくだ
さい。 これによって、 バッテリーパックが損傷するこ
とがあります。 バッテリーを完全に充電してから、
保管してください。 寿命を最適にするには、 リチウ
ムイオンバッテリーは、 湿気がない室温状態で保
管してください。 バッテリーを高温で長期間保管
すると、 恒久的な充電能力の低下が起きることが
あります。
メンテナンス
サービス
ツールを保守サービスするには、 細心の注意と知
識が必要になります。 保守サービスは公認のサー
ビス技術者だけが行うことができます。
• ご使用の前には、 必ずツールに損傷がないか
チェ ック してください。
• 損傷がある部品は、 交換または修理してからご
使用ください。 可動パーツのアライ ンメン トをチ
ェ ック してください。 可動パーツの固着や部品
の破損によって、 正しく動作しなくなることがあ
ります。
• 損傷した部品は、 公認のテクニカルセンターに
より正規の修理または交換を受けてください。
• スイ ッチをオン、 オフできない場合には、 ツール
を使用しないでください。
• ツールは整備してください。 良好かつ安全な性
能を発揮させるためには、 ツールはきれいにし
て、 油やグリスで汚さず、 乾いた状態に保ってく
ださい。
ZCDRR2005CE Rev D
• 最寄りの Snap-on 修理センターの所在地につい
ては、 Snap-on カスタマーサービス、 1-877-762-
7664までお電話ください。
Northern Repair Center
3011 E Route 176
Crystal Lake IL 60014
適合宣言書に記載の住所をご参照ください。
• リチウムイオンバッテリーを短時間の間に充放
電すると、 バッテリーパック内部の温度が上昇
します。 これは異常ではありません。
• 理想的な作業条件下では、 リチウムイオンバッ
テリーの充放電可能寿命は、 約1000サイ クルで
す。 整備とお手入れが不適切であると、 バッテ
リー寿命が短くなり、 バッテリーが充電状態を
保持できる時間も短くなります。
• CTBシリーズのバッテリーパックであると明記さ
れているSnap-on充電器以外は使用しないでく
ださい。
• バッテリーパックを短絡させないでください。 高
電流が流れて、 バッテリーパックに恒久的損傷
が加わることがあります。
• コンセントから充電器のプラグを外してから、
分解作業を始めてください。
• パワーツールからバッテリーパックを外してか
ら、 分解作業を始めてください。 バッテリーパッ
クを短絡させると、 発火や負傷事故が生じる恐
れがあります。
• 安全装置をご利用ください。 保護めがねを必ず
着用してください。
73
(北米のみ)
(北米以外)
(07/21)