オクターブの切り替え
鍵盤に割り当てられている音域を、OCTAVE .UP/DOWNボタンを使っ
て、オクターブ単位に±2オクターブの範囲で変更することができます。
鍵盤の音域
C5~C8
C4~C7
C3~C6
C2~C5
C1~C4
アルペジオ演奏をする
アルペジエーターは、鍵盤を和音で押さえたときに、その構成音を自動的に分
散して発音する機能です。
本機のアルペジエーターは、6種類のアルペジオ・タイプを持ち、発音する音
の長さ(ゲート・タイム)などを変えることができます。また、最大8ステップ
で発音のオン/オフを設定できるステップ・アルペジエーターを搭載し、より
幅広い演奏効果を得ることができます。
1.
プログラムを選びます。 (OM : p . 1 02 .「プログラムを選ぶ」 )
ここでは、機能を確認するために例としてピアノ音色を選んでみましょ
う。
2.
ARP (TEMPO) ボタンを押してボタンを点灯にします。
アルペジエーターがオンになります。
3.
鍵盤を和音で押さえると、 アルペジオ演奏が始まります。
下図のように和音を押さえた場合、発音は音符のようになります。(アル
ペジオ・タイプ:UP)
テンポを変えるには、SHIFT/EXITボタンを押しながらARP(TEMPO)
ボタンを押して、PROGRAM「a02:Arp」ページを表示します。
VALUEダイヤルでテンポを調節します。
本機は、 タップ ・ テンポ機能に対応しています。 SHIFT/EXITボタンを
TIP:
押しながらARP (TEMPO) ボタンを繰り返し押すと、 押したタイミン
グのテンポに設定されます。
4.
鍵盤を離すとアルペジオ演奏は停止します。
鍵盤から手を離して、 アルペジオ演奏を続けることもできます。
TIP:
(PG:「4 . .アルペジオ・パラメーター」)
ボタンのLED
UPボタン点滅
UPボタン点灯
UP/DOWNボタン消灯
DOWNボタン点灯
DOWNボタン点滅
Octave −1
Octave −2
Octave +2
Octave +1
Octave ±0
( )内の数字はMIDIノート ・ ナンバー
ボコーダーとして演奏する
ボコーダーとは、鍵盤を押さえながらマイクに音声を入力することで、シンセ
サイザーがまるでしゃべっているように聴こえる効果を得られる機能です。人
の声以外にも、リズム音やいろいろな波形を入力することにより、独特の面白
い効果を得ることができます。
マイクを接続して、ボコーダーを演奏する
1.
フロント・ パネルのMIC .LEVELノブを左側に回し切ります。 フロント・ パ
ネルのマイク端子にマイクを接続します。
2.
PROGRAM (GLOBAL) ボタンを押して、 ボタンを点灯にします。
3.
カテゴリー/フェイバリット・ ボタンのSE/VOCを押して点灯にしてから、
VALUEダイヤルを回してVOCODERボタンが点灯するプログラム (音
色) を選択します。
4.
MIC .LEVELノブを操作して、 マイクの入力レベルを調整します。
MIC .LEVEL .PEAK .LEDが点灯しないように調整します。
TIP:
5.
マイクに向かって音声を入力しながら、 鍵盤を弾きます。
発音する言葉を変えたり、押さえる鍵盤を変えたりして、ボコーダー効果
を確認してください。
音色に変化をつける
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