が自分や他人に向けられないような位置に電動工具を
所持する。
マガジンのメンテナンス
· ピンスライダー(14)とマガジン(12)を、きれいで
乾燥した筆を使って必要に応じて清掃します。
· ピンスライダー(14)をカチッと嵌るまでマガジンの
開口方向にスライドさせます。
· 適切なピンベルト(21)をマガジンの開口にスライド
させます。標準的なマガジンは、最大で二つのピンベ
ルトを充填できます。
· ピンスライダー(14)にあるボタン(15)を押して、
ピンスライダーを前方のストッパーまでスライドさせ
ます。
注意点:マガジン(12)にあるピンの数が二本になると、
ノーズ(17)に押し込むことができなくなり、打ち込
みができなくなります。その際はマガジンを充填して
ください。
マガジンを空にする
· ピンスライダー(14)にあるボタン(15)を押して、
ピンスライダーをカチッと嵌るまでマガジン開口の方
向にスライドさせます。
· ピンベルト(21)がマガジンの開口から滑り出てくる
ようにマガジンを回します。
ノーズを取り外す/交換する(図Cを参照)
ノーズ(17)は、清掃または交換のために取り外すこと
ができます。バッテリーパック(10)を取り出します。
マガジン(12)を空にして、これを取り外します。ノー
ズのロック解除ボタン(16)を引っ張って、次にノーズ
(17)を電動工具から引き出します。清掃されるか新し
いノーズ(17)をカチッと嵌るまで電動工具にスライド
させます。
操作
操作開始
スイッチのオン/オフ
電動工具のスイッチを入れるには、ユーザーインター
フェースにあるオン/オフ-ボタン(1)をユーザーインター
フェースが点灯するまで押します。
電動工具のスイッチを切るには、オン/オフ-ボタン (1)
JP
228
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をもう一度押します。電動工具を使用していない時は、
電動工具は30分後に自動的にスイッチが切れます。
下地の適性の確認
· 電動工具にピンを装填する前にあるいは固定する前に
下地の適性を確認します。下地は、平坦で残余物がな
い状態でないといけません。下地の材料の硬度を検査
するには、ピンをポンチとして使用します。ピンを力
強く材料に打ち込みます。結果を確認します:
· ピンの先端が摩耗している:下地が硬すぎて適してい
ません。ピンが跳ね返ることがあります。
· 母材が裂けているか割れています:下地が脆すぎて
適していません。小片がお客様か他の人に当たるか、
ピンが完全に下地に貫通することがあります。
· ピンをハンマーで叩くと下地に埋まる:下地が柔らか
すぎて適していません。ピンが下地に完全に貫通する
ことがあります。
· ピンが下地に小さなくぼみを残します:下地が固定に
適していません。
打ち込み作動の開始
· 電動工具のスイッチを入れます。
· ロック解除ボタン (5) を左に押す。作動装置 (6) のロッ
クを解除します(図Dを参照)。
· 電動工具をハンドグリップ(7)でしっかりと握って
保持するように注意してください。
· ノーズ(17)をストッパーに当たるまで下地に押しつ
けます。
· ノーズを押しつけると作業灯 (18) が点灯し、照明環境が
不十分な場合に作業箇所を照らします。
· 次に、作動装置(6)を短い間押して、再び離します。
こうしてピンが下地に打ち込まれます。
注意点:作動装置(6)は、ノーズ(17)を押しつ
けてから2秒以内に押してください。そうでないと、
電動工具は保全された状態に移行して、打ち込み過程
を新たに始めなくてはなりません。
· さらに打ち込み過程を続けるには電動工具を下地から
完全に離して、次の希望の箇所に電動工具をしっかりと
載せます。
· 作業休止時および作業終了時には、ロック解除ボタン
(5)を右に押して作動装置(6)を固定します。
注意点:安全装置は、ノーズ(17)が完全に押し込ま
れていない場合には、作動しません。
13.07.2023 11:24:16
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