6.5 吸引型内ソケット
内ソケット用のラミネーションパターン
13E203を使用して吸引型の内ソ
ケットを製作します(図1-2)。
テクニカルインフォメーション
646T3=3.2GBを参照して吸引型内ソケットを製作してください。
6.6 外ソケットの製作
内ソケット用ラミネーションパターンを取外します。
この時、ラミ
ネーションパターンの円印の中にドリルで4 mm ~ 5 mmの穴をあけます。
スクリュードライバーなどを使用してでラミネーションパターンを外します
(図3)。 ラミネーションパターン 13E204の接着面保護シートを取外して
(図1-3)、近位側に印部分(図4矢印)がくるように電極用の穴にパターン
を取付けます。 PVCバッグ 99B71 をモデルに被せ、静かに置いてパイプで
吸引します。 外側支持部用のフォームを製作します。 形を整えます。 装着
者の活動度にあわせてソケットのラミネーションを調整します(必要であれ
ば補強してください)。 硬化したら吸引パイプとモデルを取除きます。 ラ
ミネーションプレートの穴を内側から外側支持部まであけてから、ドリルを
あて、タップを使用してネジ穴を作りソケット用六角穴付きネジ 503F3で接
続します(図1-5)。 次に、外ソケットの仕上げを行います。 外ソケットの
ラミネーションパターン上にある近位の印部分にドリルをあてて穴を開けま
す。
7 使用の準備
7.1 電極の接続
電極はケーブルが無い状態で納品されます。
ケーブルは別途注文の上、
別々に保管してください。 電極ケーブル 13E129=* の使用を推奨します。
電極のコンセント接続口のピン周りに、シリコーングリースを塗ります(図
5)。
電極ケーブルのコンセントにシリコーングリースを塗ります(図
6)。 グリースによりコンセントが湿気から保護されます。 電極ケーブル
の灰色側をコンセントコネクター 13E121に向けて奥までしっかり差し込み
ます(図7)。
備考
余分なグリースは拭き取らずそのままにしてください。
ピンセットなどを使用してプラグコネクターと挿入した電極ケーブルをでき
るだけ奥まで押し込みます(図8)。
プラグが接続されます。 余分なグ
リースは拭き取らずそのままにしてください。
電極ケーブルを電極の方向に引っ張ると接続は切断されます(図9)。 再度
ケーブルを使用する場合は、末端を約5mm切り、図5の手順から繰り返して
ください。
Ottobock | 199