このシンボルは、静電気放電 (ESD) に敏感なデバイスがあることと、
機器の破損を防止する措置をとる必要があることを示しています。
このシンボルが表示された電気機器は、欧州廃棄システムにより
2005 年 8 月 12 日以降の廃棄処分が禁じられています。欧州地域規
制および国内規制 (EU 指令 2002/96/EC) に従い、欧州の電気機器ユ
ーザーは古くなったまたは使い切った機器をメーカーに無償返却す
る必要があります。
製品概要
Modbus は PLC の通信プロトコルとして開発されました。
Modbus はマスター/スレーブのデータ交換技術を使用します。マスター
(通常は PLC)は個々のスレーブに対してクエリーを生成します。スレー
ブはそれに対してマスターに対する応答を返信します。Modbus のメッ
セージにはスレーブ アドレス、機能コード、データおよびチェックサム
などのクエリーまたはリクエストを送信するために必要な情報が含まれ
ます。
設置
人体損傷の危険。マニュアルのこのセクションに記載されている作業は、必ず資
格のある要員が行う必要があります。
モジュールの変換器へのインストール
感電死の危険。電気の接続を行う際には、常に装置の電源は切ってく
ださい。
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日本語
注 意
危 険
感電死の危険。変換器の高電圧配線は、変換器筐体の高電圧防護壁の後ろに施さ
れます。この防護壁は、資格のある取付け技術者が電源、リレー、またはアナロ
グおよびネットワーク カードの配線を取り付ける場合を除いて同じ場所に置い
ておいてください。
装置の損傷の可能性。静電気による装置内部の精密な電子コンポーネ
ントの破損により、装置の性能低下や故障を招く恐れがあります。
Modbus ネットワークカードは、RS232 および RS485 通信をサポート
するように設定できます。ターミナル ブロックの J1 は Modbus のネッ
カードへの接続を提供します。配線の詳細は表 1
トワーク
ステップを参照して、Modbus ネットワーク カードをインストールして
ください。
表 1 Modbus と RS232 または RS485 との配線
コネクタ コネクタ
信号
ブロック
ピン番号
J1
9
接地
8
RX
7
TX
6
接地出力
5
B (-) OUT
4
A (+) OUT
3
GROUND IN 信号コモン
2
B (-) IN
1
A (+) IN
危 険
告 知
および次の
説明
信号コモン
モジュールへの入力
モジュールからの出力
信号コモン(マルチドロップ ネ
ットワーク)
モジュールからの出力(マルチ
ドロップ ネットワーク)
モジュールからの出力(マルチ
ドロップ ネットワーク)
モジュールへの入力
モジュールへの入力
機能
RS232
RS232
RS232
RS485
RS485
RS485
RS485
RS485
RS485