OBJ_BUCH-1401-004.book Page 213 Wednesday, May 17, 2017 9:38 AM
電動工具の運転に影響を及ぼす部品が折損・破損
していないかを確認してください。 部品が破損し
ている場合は、装置使用前に修理を依頼してくだ
さい。 発生事故の多くは保守管理の不十分な電動
工具が原因となっています。
切削ツールは切れの良い、きれいな状態を維持で
きるよう管理してください。 手入れのゆきとどい
た切れの良い切削ツールの使用により、作業が簡
単かつスムーズになります。
本説明書の指示に従った電動工具、アクセサ
リー、先端工具を使用してください。 この際、作
業環境および用途に関してもよくご注意くださ
い。 指定された用途以外に電動工具を使用しない
でください。
サービス
電動工具の修理は必ず認定サービスマンにお申し
付けください。また、必ずボッシュ純正部品を使
用してください。 これによりツールの安全性維持
が確実におこなわれます。
電動ストレートスクリュードライバーの使用
にあたっての安全上の注意
ネジが埋設電線または電動工具の電源コードに触
れる恐れのある場合には、電動工具上の絶縁され
た握り部を保持してください。 ネジが電線に触れ
ると、 電動工具の金属部分を通じて感電する恐れ
があります。
埋設電線付近では、穴あけや切断、固定などの作
業をおこなわないでください。 やむおえず埋設電
線付近で作業をおこなう場合には、この付近に供
給されている電気システムのヒューズおよび保護
用遮断器を切ってください。
電動工具をしっかりと保持してください。 ネジを
締めたりゆるめたりした際に、急に高い反動トル
クが発生する場合があります。
磨耗のない正常な先端工具のみを使用してくださ
い。 破損した先端工具をご使用になると、工具が
折れて、けがや物的損傷の原因となる恐れがあり
ます。
先端工具を装着する際には、先端工具を差込部に
しっかりと固定させてください。 先端工具が差込
部に十分に固定されていないと、先端工具がはず
れてしまい、コントロールを失う恐れがありま
す。
本電動工具を穴あけドリルとして使用しないでく
ださい。 本電動工具にはカットアウトクラッチが
装備されていますので、穴あけ作業には適してい
ません。 自動的にかつ警告なくクラッチが切れる
ことがあります。
Bosch Power Tools
加工するものをしっかりと固定してください。 加
工するものを固定するために、クランプや万力な
どを利用してください。手で保持するより安全
で、両手でバッテリー工具を使用できます。
回転させたまま、台や床などに放置しないでくだ
さい。 事故の原因になります。
研磨、切断、研削、穴あけやこれに似
た作業をおこなう際に発生する粉じん
は、発ガン、不妊、遺伝異常の要因となることがあ
ります。このような危険性のある粉じんには以下の
ような材質が含まれています。
– 鉛含有顔料およびラック内の鉛。
– レンガ、セメントやその他の壁材料に含有される
クリスタリン・シリカ。
– 化学加工木材に含有される砒素およびクロメー
ト。
これらの材質を使用して作業をおこなう頻度が高く
なると、疾病の危険性は高まります。充分に換気さ
れた室内で相応の保護用具(微小粒子の除去を可能
とする保護マスク等)を使用することで、このよう
な危険を削減してください。
製品および性能について
安全上の注意と指示をすべてよくお読
みください。 安全上の注意と指示事項
を厳守しないと、感電、火災、重傷等
の事故発生の恐れがあります。
電動工具のイラストが表示された折り返しページを
開いたままにし、本取扱説明書をお読みください。
用途
この電動工具は、ネジの締め付けおよび緩め、また
は一定の設定量範囲内におけるナットの締め付けお
よび緩めに使用します。本装置を電源に接続する際
には、 PUC-EXACT シリーズの電源装置のみをご使用
ください。
本電動工具は穴あけドリルとしては使用できませ
ん。人身事故や物的損傷の発生を防ぐため、カット
アウトクラッチ機能の装備された電動工具を穴あけ
作業に使用しないでください。
本電動工具のライトは、電動工具のすぐ近くの作業
領域を照らすためのもので、室内の照明には適して
いません。
構成図の内容
以下の番号はイラストページの電動工具構成図に一
致しています。
1 先端工具 (ビットなど)
2 先端工具差込部
3 クイックチェンジチャック
4 マーカーリング
1 609 92A 136 | (17.5.17)
日本語 | 213
¼"