• 該当する場合、中敷を AFO のフットプレートの上に敷いてください
AFO の装着
• AFO ライトを装着するときは、後方支柱を靴べら代わりに使用してくだ
さい(図 8 ) 。
• カフの周囲にストラップを固定します(図 9 ) 。
• 必要な場合、はさみでストラップの長すぎる部分を切り落としてくださ
い。
AFO のカスタマイズ
• 踵骨に圧点がある場合には、すでにあるパッドの下に圧点よりすぐ近位
(カフの遠位)にパッドを取り付けることを勧めます。 (図 11 )再度パッ
ドを支柱に取り付ける前にパッドを外し、加えるパッドを糊付けしてく
ださい。
• カフが全く動かないような低活動の患者には、支柱に強力接着剤(ロッ
クタイト 495 )でカフを接着してしまうことを勧めます(図 10 ) 。後部
支柱にカフをしめることも可能です。この場合はゴムバンドとベルクロ
は取り外しても構いません。
一般的な注意事項と追加事項
1. フットプレートを短くするには、適切な長さまで切るか削ります。尖っ
たエッジはバフをしておきます。フットプレートの長さ調整には、中敷
を使用してフットプレートに固定します。
2. 足のバイオメカニクスを調整するためにも、 足底装具の使用を勧めます。
3. この AFO は熱で再加工はできません。熱は、装具のダイナミックな機
能の低下や、破損の原因となります。
4. AFO の機能をきちんと引き出すには正しい履物が重要です。
* 硬いヒールカウンター-踵部の適当なコントロール。
* ひも、フックあるいはループでしめる
* インソールが取り外しできる-修正した AFO のフットプレートにス
ペースがあること。
* 踵とつま先が閉じているもの
AFO Light の使用目的
• 神経系の状態に伴う軽度から中度の下垂足
AFO Light の禁忌 (図 14 ):
• 過度の足首不安定または過度の変形
• 重度の痙直
• 過激な運動
• 揺動による浮腫
• 足 / 下肢神経障害
警告
1. AFOLight は補助的なブレースで、怪我の防止を目的とするものでも、
これを保証するものでもありません。本製品を使用している間に生じる
恐れのある如何なる怪我に関して、Össur は一切の責任を負いません。
2. この種類のデバイスを使用することで、様々な種類の皮膚炎や圧点を起
こす可能性があります。本製品の使用中に異常な不快感がある場合、医
療機関にすぐに相談してください。
3. 下肢神経障害患者は本製品を使用しなはいけません。
パーツリスト
f. J- スプリング
g. ベルクロ
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