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部品のリスト(図1)
1. 多軸ヒンジ
2. 中間ストラップ
3. カーフストラップ
4. 大腿ストラップ
5. ダイナミックフォースストラップ(DFS)
装具の装着
1. 装具の装着の前に靴を脱ぎます。
2. 椅子の端に腰掛け、 脚を完全に伸ばします。
3. ストラップリングからストラップを外さないようにして、 ストラップを緩めます。
4. ヒンジの中心が膝蓋骨の中央より少し上にく るように、 装具を脚の上で引っ張り
あげます。
5. 装具が正しい位置にきたら、 ヒンジを一方の手で支えて動かないようにしなが
ら、 もう一方の手で中間ストラップを締め付けます (図2) 。
6. カーフストラップと大腿ストラップを心地よく フィッ トするまで締めます
(図3と4) 。
注意 : 中間、 カーフ、 または大腿ストラップを過度に締め付けないでください。 締
め付けすぎると筋けいれんの原因となります。
7. 足を床にぴったり付けた状態で膝を80度に曲げます。 ヒンジを一方の手で支え
て動かないようにしながら、 もう一方の手でDFSを締め付けます
(図5) 。 痛みが最大限に軽減するように、 DFSをしっかりと、 言いかえれば、 でき
るだけ快適になるように締めておく必要があります。
装具の取り外し
1. 装具の中間、 カーフ、 および大腿ストラップを緩めます。
2. 脚から装具を取り外します。
関節可動域 (ROM)
ROMは必要に応じて調整できますが、 調整は医療専門家が行う必要があります。 ヒンジ
は初めは0° に設定されています。 ねじは-20° まで伸展可動域を調整するように取り付け
ることができます。 屈曲可動域を70° まで制限するように別のねじを取り付けることがで
きます。 装具には六角キーとねじが付いています。
ヒンジ成形
必要に応じてよく フィ ッ トするようにヒンジを脚に沿わせることができます。
お手入れ方法
装具は、 中性洗剤を入れた30℃の冷水で手洗いする必要があります。 漂白剤や刺激の強
い洗剤は使用しないでください。 洗濯機で洗ったり、 乾燥機に入れないでください。
主要材料一覧 :
ポリエステル、 ポリアミ ド、 スパンデックス
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