8. 座位で脚を完全に伸ばしても、 装具が脚に正しく位置している
かを確認します(図4)。
9. ストラップパッ ドは、 膝窩の部分で歯止め無しのDFSストラップ
に交差しているストラップの下に位置し、 皺が寄っていないこと
を確認します。 クイックフィ ッ トバックルは開いておく必要があ
り、 それによりストラップが緩まり、 歯止め無しのDFSストラップ
にストラップパッ ドの位置を合わせられるようになります。 調節
歯止め付の上部DFSストラップを取り外し、 ストラップパッ ドにス
トラップを通します (図5)。
10. 患者が免荷度を強く 、 または弱くするよう要求する場合、 上部
DFSストラップ、 つまりダイナミックフォースコントロールシステ
ムの張力を調整し、 更に/あるいは大腿クイックフィッ トバックル
の長さを調節することにより下部DFSストラップを調節します。
11. ダイナミックフォースコントロールシステムを最大に締めた状態
で、 患者がさらに痛みの軽減を要求する場合、 下部クイックフィ
ッ トバックルでDFSストラップを短くする必要があります。
12. ストラップがシェルから誤って外れないようにしたい場合、 キー
ホールロックを下腿と大腿シェルに挿入できます(図6)。
注: ストラップの張力が快適であるかを確認するために、 患者に数分間
装具を装着させてください。
装具の取り外し
1. 膝が90度屈曲した状態で座ります。
2. ダイナミックフォースコントロールシステムのボタンを押して、 上
部DFSストラップを緩めます。 調節歯止めを調節して 「0」 の設定
に戻します (図7) 。
3. 上部および下部クイックフィ ッ トバックルを開きます。
4. 鍵穴からクイックフィ ッ トバックルを取り外します
5. 脚から装具を取り外します。
1回限りのス トラップ長さ調整 (オプシ ョン) :
1. アリゲータクリップを外し、 ストラップを必要な長さに切ります。
アリゲータクリップは、 クイックフィッ トバックルの傍に配置し、
膝窩部から離れるようにする必要があります(図5)。
2. すべてのストラップで同じ手順を繰り返します。
関節可動域 (ROM) の調整
本装具には、 0 度の伸展ストップがセッ トされた状態で出荷されていま
す。 さらに 5度、 10度、 15度、 30度での伸展ストップも付属しています。 90
度の屈曲ストップも付属しています。
注: 最適な矯正力は完全伸展状態にて設定されます。 患者が伸展ストッ
プの変更を必要とし、 更なる免荷を必要とする場合、 必ずDFSストラップ
の張力を再調整してください。
関節可動域の変更方法:
1. 顆部パッ ドをヒンジから剥がし、 ネジが見えるようにします。
2. 留めネジを取り外します。
3. 0度の伸展ストップをスライドさせてヒンジから外します。
4. 望ましい伸展ストップを挿入します。
5. 留めネジで固定します。 (締め付けすぎないでください)
6. 屈曲ストップを追加するには : ステップ1と2に従い、 必要な屈曲
ストップを挿入してからステップ5に従います。
装具のメンテナンス
Unloader® One 鎮痛用デバイスは、 最低限のメンテナンスや手入れです
むように設計されています。 以下の簡単なメンテナンスの手順に従い、
装具を良好な状態に保ってください。
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