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そのような障害物がある場合には、 マークを設定することができます。 これによりスキャンは中断され
て、 ユーザーは問題なくスキャナーをスキャン対象の表面から持ち上げ、 障害物の後方に再びセットし
て、 スキャンを続行することができます。 さらにマークは、 スキャンにおいて特定の物体が存在する位置
に設定し、 スキャンデータと構造物の実際の表面とを関連付ける追加情報を得ることができます。
マーカーを設定するには、 記録モードで確定ボタンを押し続けます。 フロッピーディスクアイコンには×
マークが付きます。 これは、 記録が中断され、 マーカーが設定されたことを示します。
次に、 スキャナーをスキャン対象の表面から持ち上げ
ます。 確定ボタンはずっと押し続けてください。 必要
に応じて、 スキャン対象の表面に位置を PUA 70 マー
カーでマークします。 スキャナーを障害物の後方で
再びスキャン対象の表面に当てて、 確定ボタンを放して
スキャンを続行します。 マークはタブレットのスキャ
ンデータに表示され、 あるいはHilti PROFIS Detection
PC ソフトウェアでは垂直線として表示されます。
5.13 イメージスキャン
イメージスキャンは、 鉄筋配置の画像を作成するのに使用します。 鉄筋のかぶり厚と直径を決定、 あるい
は見積もることができます。 まず方眼紙をコンクリート面に固定します。 これには、 本体と共に納品され
た接着テープを使用してください。 このテープは特にコンクリートへの接着力に優れ、 必要な長さだけを
手で切り取ることができます。 大抵の面に対して、 方眼紙の固定には各コーナーに長さ 10 cm(3.94'')
のテープを貼るだけで十分です。 スキャン対象の表面が非常に濡れている場合あるいは汚れている場合に
は、 まず本体と共に納品されたブラシで汚れを除去してください。 その後必要に応じて方眼紙の各辺を全
長にわたり接着テープで固定します。
あるいは、 方眼紙と同じ枡目をそのままスキャン対象の表面に描いてもかまいません。 定規 (例えば木材
片) を使用して 4x4 の升目を 150 mm(5.9'') の間隔で平行線の間に描画することができます。 照合用方
眼紙のパンチング穴を利用して、 方眼ラインの位置を直接構造物に転写することもできます。
スキャナーをオンにしてイメージスキャンアイコンを選択します。 バッテリーの充電状況が、 この時点で
メモリーに保存されているイメージスキャン数 (最大 9 スキャン) とともに表示されます。
メインメニューでイメージスキャンを選択します。 イ
メージスキャン画面が表示されます。
ディスプレイには、 方眼の升目とシステムが提案する
スタート点 (三角形) が表示されます。 この三角形は
常に左上に表示されます。 たいていのスキャンはこれ
で問題ありません。 画像データは、垂直方向にも水平方
向にもスキャンが終了している方眼領域に対してのみ表
示されます。 場合によっては、 スキャン領域内の障害
物により画像データの表示が妨げられることがあります
(例:鉄骨梁が横切っているパイプ) 。 このような場合に
は、 スキャン領域を最適にするためにスタート点を変
更できます。 スタート点は矢印ボタンで変更できます。
日本語
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Printed: 14.11.2016 | Doc-Nr: PUB / 5314765 / 000 / 00