洗浄、再処理、メンテナンス
泌尿器用カメラヘッドの再処理
この再処理手順は、ISO 17664、AAMI TIR12、AAMI ST79、および
AAMI ST81に則して提供されます。本手順が本機器の再使用準備に利
用できることはStrykerで検証済みですが、処理担当者は再処理が実際
に行われる施設の機器、材料、人員により必要な結果が得られること
を自らの責任で確認してください。これには通常、プロセスの検証と
日常的な監視が必要です。Strykerは、医療機器を再処理する際にこれ
らの規格を遵守することをユーザーの皆様に推奨しています。
警告
•
本製品は、初回使用前および毎回使用後に洗浄して滅菌する必
要があります。
•
必ず、本書に記述されている滅菌サイクルで行ってください。
指定外の滅菌サイクルを使用すると製品が損傷するおそれがあ
ります。また、滅菌が不完全となるおそれがあります。
•
洗浄、消毒または滅菌前に、泌尿器用カメラヘッドと内視鏡を
分離してください。
•
手袋、保護眼鏡等の適切な保護具を着用してください。
注意
•
泌尿器用カメラを処理する前に、必ず浸漬保護キャップをはめ
てください。浸漬保護キャップを正しく締めないと、コネクタ
ピンが腐蝕するだけでなく、保証が無効となりますのでご注意
ください。
•
液体に浸漬する前に、カメラケーブルに亀裂や破断がないか点
検してください。損傷が認められる場合はStrykerに返送し修理
をお求めください。
•
手で洗浄する際、先端部が金属製や研磨性のブラシやパッドを
使用しないでください。器具に傷が付いたり損傷する可能性が
あります。
•
異種金属接触腐蝕を最小限に抑えるため、種類の異なる金属を
隣り合わせにして浸漬しないでください。
•
絶対に、カメラを鋭利な器具と同じトレーで浸漬しないでく
ださい。
•
繰り返しエチレンオキサイド滅菌すると画質が低下する場合が
あります。
324