取扱説明書
1.8.4
追加機能
1.9
トラブルシューティング
168
取 扱 説 明 書 | HSE18(L)
右回転:ティーチモードへ、左回転:ランモードへ。
黄色 LED 表示灯が点滅するまで、ポテンショメータを右回転させてティーチモー
ドにします。投光器と受光器を方向調整し、信号強度インジケータを参照して光軸
調整品質を確認します。信号強度インジケータが反応していれば、システムはラン
モードに戻ることができます。
黄色 LED 表示灯が点灯しなくなるまで、ポテンショメータを左回転させてランモ
ードにします。黄色 LED が点灯したままになるはずです。確認するには、光線を
遮断します。すると LED が消灯します。光線の遮断を解除すると、LED は再び点
灯します。
ポテンショメータを「最大」に設定することをお勧めします。
IO-Link の検出距離の調整に関する情報は、 同梱の IO-Link 光電センサの取扱説明書
を参照してください。
センサは調整済みで、動作準備が完了しています。
アラーム/ヘルス出力
センサ(HSE18)には、事前障害通知出力が装備されています(配線図 [B] の
「Q2」 、アラームオプションが選択されている場合) 。この機能は、受光の信号強度
が不十分である場合に通知を発します。考えられる原因:センサが汚れている、セ
ンサの方向調整がずれている。良好な状態:LOW(U
HIGH(>+U
- V) 。この場合、LED 表示灯が点滅します。
V
Health 出力: このセンサ (HSE18) には、 受光の信号強度が十分である場合に通知す
る、ヘルス状態通知出力 (ヘルスオプションが選択されている場合は、概略接続図
[B] の 「Q2」 ) が備わっています。信号強度が不十分な場合に考えられる原因:セン
サの汚れ、センサの調整不良、またはケーブルの損傷。良好状態:HIGH(>+U
V) 、汚れがひどい場合、またはケーブル断線時:LOW(U
灯が点滅します。
時間タイプ
時間タイプ:オプションのオン遅延またはオフ遅延調整が付いた HSE18:t0 = 時
間遅延なし、t1 = 対象物が検出された場合の時間遅延、t2 = 対象物が検出されなか
った場合の時間遅延。時間設定は A に従ってポテンショメータで選択することが
できます。
タイマー段階は 0 から 2 秒までセットすることができます。
テスト入力
テスト入力:HSE18 センサにはテスト入力(配線図 [B] の「TE」または「Test」 )
が備わっており、これでセンサが正常に動作しているかどうかを確認することがで
きます:LED 表示灯付きのメスケーブルコネクタを使用する場合は、TE が適切に
割り当てられていることを確認する必要があります。
投光器と受光器の間に対象物があってはなりません。テスト入力を有効にします
(配線図 [B] を参照、TE は 0 V) 。投光 LED がオフになる、または対象物の検出が
シミュレートされます。図 C および G を参照し、機能点検してください。スイッ
チング出力が図 C のように動作しない場合、使用条件を確認して下さい。故障診
断の項を参照してください。
トラブルシューティングの表は、センサが機能しなくなった場合に、どのような対
策を講じるべきかを示しています。
V
記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください。
< V) ;汚れがひどい場合:
V
< V) 。その際 LED 表示
V
8017854.1HW2/2022-11-14 | SICK
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