ノートをボタンにアサインする方法
ボタンを押すとノートオンメッセージを送信し、 離すとノートオフメッセージを送信するように設定する方法を以下に解説します。
1.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、 続いてCTRL ASGN鍵盤を押します。
2.
数値鍵盤かRECALL 「+」 「−」 ボタンを使って 「147」 を入力します。
これは付録Bに記されている通り、 ノートオン/ノートオフに該当するMIDI CC番号です。
3.
ENTER鍵盤を押して確認します。
4.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、 続いてDATA 3鍵盤を押します。
5.
数値鍵盤かRECALL 「+」 「−」 ボタンを使って 「100」 を入力します。
6.
ENTER鍵盤を押して確認します。
ボタンを押すとノートオンメッセージがベロシティ値100で送信されます。
7.
ADVANCED FUNCTIONボタンを押します。 続いてDATA 2鍵盤を押します。
8.
数値鍵盤かRECALL 「+」 「−」 ボタンを使って 「0」 を入力します。
9.
ENTER鍵盤を押して確認します。
これでボタンを離すとノートオフメッセージが送信されます。
10. ADVANCED FUNCTIONボタンを押し、 続いてDATA 1鍵盤を押します
11. 数値鍵盤かRECALL 「+」 「−」 ボタンを使って 「64」 を入力します。
12. ENTER鍵盤を押して確認します。
これで、 ボタンを押すたびにMIDIノート64(またはE4)が送信されます。
MIDIノート番号は 「付録D」 を参照して下さい。
注意: ノートモードでボタンを押すと、 LEDにノートベロシティが少しの間表示されます。
システムエクスクルーシブメッセージとデバイスID
システムエクスクルーシブメッセージ(SysEx)を送信する場合は、 個々のコントロールチャンネル番号は送信チャンネルを指定せず、 代わりにデバイスIDを指定
します。 CHAN鍵盤を押しても、 LEDにはチャンネルのシンボルであるCが数値の前に表示されません。
デバイスIDは00∼127の間で指定することができます。 通常は127に設定して下さい。 デバイスIDが127に設定されていると、 すべてのデバイスがSysExメッセ
ージを受信します。
コントローラにアサインされたデバイスIDのSysExメッセージは、 DEV ID鍵盤を使用しても変更することはできません。 このボタンは、 M-Audio O
バルデバイスIDを変更するのに使用します。
詳細は本マニュアルの 「システムエクスクルーシブメッセージ」 と 「デバイスID」 を参照して下さい。
不揮発性メモリ
M-Audio O
では、 不揮発性メモリを使用しています。 このため、 電源を一度オフにして、 再起動した場合でも前回作業を中断したところから継続して作業を行
2
うことができます。 現在のコントローラとチャンネルのアサイン設定は、 セットアップをメモリロケーションに保存したかどうかにかかわらず、 保存されています。
また、 ドローバーモード(オン/オフ)やDATA LSB/MSBデータ、 グローバルチャンネル、 USBからのMIDI OUTモード設定、 前回使用したメモリプリセットにつ
いても設定情報が保存されています。
メモリダンプ
ADVANCED FUNCTIONを押し、 続いてMEM DUMP鍵盤を押すと、 システムエクスクルーシブメッセージのパケット(M-Audio O
報)を送信します。 この機能は、 メモリプリセットの内容を外部記憶媒体にバックアップする場合などに便利です。
M-Audio O
のメモリダンプ全体をシーケンサに記憶させることができます。 メモリダンプを呼び出す場合は、 メモリダンプが保存されたMIDIトラックを再生
2
します。 このときM-Audio O
のドライバがMIDIトラックの出力先となるように設定して下さい。
2
現在のコントローラのアサイン設定はメモリダンプ(メモリ送信)の影響を受けることはありません。 メモリダンプがキーボードに送信された後、 新しいメモリ設
定にアクセスするにはプリセットを保存する必要があります。
デバイスIDをアサインする方法
ADVANCED FUNCTIONを押し、 続いてDEV ID鍵盤を押すと、 M-Audio O
ダンプが実行されると、 デバイスIDの設定状態に関わらず、 ダンプした内容は全てのM-Audio O
デバイスIDが127以外の値に設定されている場合は、 同じデバイスIDの特定のM-Audio O
ダンプを行ったキーボードのデバイスIDと異なる場合はダンプのデータは受信することができません。
デバイスIDは、 複数のM-Audio O
DEV ID鍵盤を押すと、 LEDにはアサインされているデバイスIDが表示されます。 デバイスIDを変更するには数値鍵盤またはRECALL 「+」 「−」 ボタンを使って
数値を入力し、 ENTER鍵盤を押して確認します。
システムエクスクルーシブメッセージとデバイスIDについての詳しい情報は、 本マニュアルの 「MIDIメッセージについて」 の項を参照して下さい。
を区別するのに便利な機能ですが、 特に必要の無い場合は、 初期設定127のままにしておいて下さい
2
にデバイスIDをアサインすることができます。 この値の初期値は127です。 メモリ
2
で受信することができます。
2
で受信することができます。 M-Audio O
2
111
のグロー
2
で設定した5個のメモリ情
2
でのデバイスIDが、 メモリ
2