安全ガイド
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SCAN..
Skyport HSの電源が入っているときは、 EL-Skyportトランシーバーモジュールが内蔵またはプラグインされた
Elinchrom製フラッシュユニッ トが
自動的に検索されます。
スキャ ン機能は、 セッ ト アッ プメニ ューでも使用できます。 新しいフラッシュユニッ トが照明セッ ト アッ プに追加された
ときは、
再スキャ ンが必要です。
ELフラッシュユニッ トを発見するには、
•
すべてのELフラッシュユニッ トの電源が入っている必要があります。
•
すべてのフラッシュに、 EL-Skyportトランシーバーモジュールが内蔵またはプラグインされている必要があり
ます。
•
Transmitter Plus HSとELフラッシュユニッ トが同じ周波数チャネル設定にセッ トされている必要がありま
す。
FREQUENCY CHANNELS
最大で20のEL-Skyport周波数チャネルを選択できます。
注 :
•
最大で20の周波数チャネルをサポートし ているのは、 最新のElinchrom製フラッシュユニッ トのみです
JP
•
(ELC 500/1000 Pro HD、 ELB 400、 今後のバージョン) 。
•
すべての 「RX」 フラッシュユニッ トは最大で8チャネルをサポートし ています。 一部の過去のElinchrom製フラ
ッシュユニッ トは
•
最大で4チャネルをサポートし ています。
ELSP MODE
Skyport HSには2つの動作モードがあり、 それぞれ撮影の働きが異なります
•
標準モード
•
標準モードは、 EL-Skyportが組み込まれた最初期のElinchrom製フラッシュユニッ トに対応し ています。
•
選択した場合、 ディ スプレイ照明とステータスLEDは緑に点灯します。
•
高速モード
•
高速モードでは、 標準的なフラッシュシンクロを使うカメラ (リー フシャ ッターカメラと一部のミラーレス) 次第
では、
•
シャ ッター速度が最大1/1000秒とより高速になります。
•
標準モードおよび高速モード使用時、 最大1/8000秒のシャ ッター速度を使う場合はHSモードを有効にす
る必要があります。
•
高速モードでは、 ディ スプレイ照明とステータスLEDは赤に点灯します。
注 :
•
標準モードの方が、 作動距離が長くなります。 高速モードの場合、 作動距離は
•
50%短くなります。 高速モードを使うには、 すべてのリモート フラッシュのSkyportトランシーバーにEL-
Skyportモードの機能が備わっている必要が あります。
SYNC MODE
以下のシンクロモードを選択できます :
•
標準モード
標準モードの場合、 大半のカメラは1/200秒〜1/250秒のシャ ッター速度で機能します。
•
HS Hi-Syncモード*
HSモードの場合、 カメラとフラッシュユニッ ト次第では、 シャ ッター速度を最大1/8000秒にするこ とができ
ます。
*
Nikon製カメラの場合、 これらの機能はカメラのメニ ューで有効にします。
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HSモードで最高の結果を出すためには、 フラッシュ時間の長いフラッシュユニッ トまたはフラッシュヘッ ドが
必要です。 Aフラッシュチューブ (アクション) が備わったヘッ ドまたはフラッシュユニッ トは推奨されません。
•
セカンドカーテンモード*
セカンドカーテンモードでは、 シャ ッターが閉じる直前にフラッシュを発光させるこ とで、 残像効果を
生み出します。
ODS SETUP
Over-Drive-Sync ( ODS) は、 HSシンクロモード有効時に、 全体の露光を改善するこ とができます。
ODSはフラッシュ時間の長いフラッシュユニッ トに依存するため、 結果は使用する照明のフラッシュ時間
(これは出力レベルでも変わります) と、 使用するカメラによります。 大きなセンサーと低速シャ ッターを
備えたフル フレームカメラの場合、 残念ながら良い結果を得るのは非常に困難になりますが、 それでもフラッシュ時
間が十分に長い照明を使えば、
1/8000秒までク リーンなフレームを得るこ とが可能です。 また、 ODSを使用すると
最大で2 Fスト ッ プ多く の照明を得るこ とが可能で、 これは太陽光が強すぎる場合に不可欠なものになります。
ODSセッ ト アッ プでは、 0.1〜5.0 msの範囲で調整するか、 またはオフにするこ とができます。
ODS値は使用するカメラとフラッシュユニッ ト次第で異なるため、 手動で調整する必要が
あります。
注 :
•
Over-Drive-Sync ( ODS) は、 シンクロモードがHSに設定されているときのみ使用できます。
•
ODSを調整すると、 フラッシュのカッ トオフ (写真の上部または底部の暗いエッジ) の位置がフレーム内で 動く
こ とがあります。 オフにすると、 HSモード時はフラッシュ ト リガーポイントが自動的に 選択されます。
AUTO MOD
Off
•
Elinchrom製フラッシュユニッ トのモデリングライ トは変化しません。
•
Shutter**
フォーカスのためにカメラのシャ ッターボタンを押すと、 ELフラッシュユニッ トのモデリングライ トが
数秒間点灯し、 暗い場所でのフォーカスに役立ちます。 ( Nikonではサポートされていません)
DOF
•
カメラのDOF ( Depth of field) ボタンを押し ている間、 Elinchrom製フラッシュユニッ トはモデリングランプ
を 点灯させます。
AF LIGHT
•
フォーカスのためにシャ ッターを半分押したときに、 Skyport HSのオート フォーカス補助光が有効になりま
す (カメラの設定も確認し て く ださい) 。
KEY CLICK
有効にすると、 コントロールボタンを押すとビー プ音が鳴ります。
SLEEP
しばら く使わないと、 Skyport HSは電池の消費を節約するためにスリー プモードに切り替わります。
スリー プモードに入る時間は1〜60分の範囲で指定できます。 また、 オフにもできます。
AUTO OFF
SKYPORT HSは、 しばらく操作しないと自動的に電源が切れます。
オートオフに入る時間は1〜60分の範囲で指定できます。 また、 オフにもできます。
スリープモードとオートオフがどちらも有効な場合、 TRANSMITTER PLUS HSはユーザー
が設定したスリープモードの時間で
電源が切れます。
CONTRAST
ディ スプレイのコントラストは80〜120%の範囲で調整できます。
*
Nikon製カメラの場合、 これらの機能はカメラのメニ ューで有効にします。
**
Nikonではサポートされていません。
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