正しく機能しない場合や、摩耗や破損がある場合には、使用を中止してください。
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1) 全ての手関節ストラップを開けます。
2) ショルダーカフに腕を通します(画像参照 2)。
3) ショルダーカフを肩に装着します(画像参照 3)。
4) 上腕ストラップの面ファスナーを締めます(画像参照 4)。このとき、縫い目部分が肩関節
腔よりも下にくるような位置にします。
5) 胸部の周囲に幅広ストラップを回します(画像参照 5)。このとき、腋窩パッドが腋窩部分
の下にくるようにします。
6) ショルダーカフの幅広ストラップのバックルを締めます。
7) 面ファスナーで幅広ストラップの長さを調節してください(画像参照 6)。
8) 前腕カフに前腕を通します(画像参照 7)。このとき、前腕カフの面ファスナーが上にくる
ようにします。
9) 前腕カフの面ファスナーで肘頭を覆わないように注意して、肘の回転中心をはさんで締める
ようにください(画像参照 8)。
10) 前腕ストラップの面ファスナーを締めます(画像参照 9)。
11) 懸垂ストラップの長さを選んで、ショルダーカフの面ファスナーに取り付けます。
12) 前腕カフの面ファスナーにストラップガイドループを取り付けます。
13) ストラップガイドループに懸垂ストラップを通して、面ファスナーで長さを調節してくださ
い(画像参照 10)。肩関節にかかる負荷が軽減され、肩を少し外旋させることができます。
14) 面ファスナーで補助ストラップの長さを調節してください。このとき、上腕頭が約 1.3 cm -
2.5 cm ほど持ち上がっていることを確認してください。
15) オプション:面ファスナーを使って、シリコーンパッドを押さえたい筋の部位に配置してく
ださい(画像参照 11)。
16) 肩の痛みが軽減されていることを確認してください。必要に応じて、懸垂ストラップや補助
ストラップの長さを調節してください。
5.3 お手入れ方法
1) 面ファスナーはすべて閉じておいてください。
2) 中性の洗濯用洗剤を使用し、40℃ の温水で手洗いしてください。
3) 充分にすすいでください。
4) 自然乾燥させます。火や熱に直接さらさないでください(直射日光、ストーブやラジ
エーターなどの暖房器具など)。
6 廃棄
本製品を廃棄する際には、各地方自治体の廃棄区分に従ってください。
7 法的事項について
法的要件についてはすべて、ご使用になる国の国内法に準拠し、それぞれに合わせて異なること
もあります。
7.1 保証責任
オットーボック社は、本書に記載の指示ならびに使用方法に沿って製品をご使用いただいた場合
に限り保証責任を負うものといたします。 不適切な方法で製品を使用したり、認められていない
改造や変更を行ったことに起因するなど、本書の指示に従わなかった場合の損傷については保証
いたしかねます。
7.2 CE整合性
本製品は、欧州医療機器指令93/42/EECの要件を満たしています。
表Ⅸの分類基準により、医療機器クラスⅠに分類されています。 オットーボック社は、本製品が
欧州指令の付表VIIの基準に適合していることを自らの責任において宣言いたします。
上記のCE整合性宣言は日本の法規では適用されません。日本においては、本製品は医療機器の分
野には分類されていません。
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本製品は、欧州指令の付