内部温度が高いと、装置のコンポーネントが損傷する可能性があります。
• 装置は、屋内の清潔で乾燥した、換気が良好で温度制御され、振動の
少ない場所に設置してください。
• クリーンルームを定期的に洗浄する場合は、装置をクリーンルームの
外に設置し、吸気チューブとチューブのみがクリーンルームに入るよ
うにしてください。または、装置をクリーンルーム内の密閉されたボ
ックス内に設置し、ボックスを通すようにして、すべてのチューブと
ケーブルを装置に接続してください。密閉されたボックス内で装置を
作動させると、装置周囲の温度が上昇し、装置の性能および寿命が低
下することがあります。
• 直射日光の当たる場所、または熱源の近くで装置を作動させないでく
ださい。
• 装置はできるだけサンプル供給源の近くに設置してください。距離が
3 m 以下であることを確認してください。吸気チューブの長さが 3 m
を超えていると、 1 μm より大きな粒子を採取できなくなる可能性があ
ります。吸気チューブを 3 m を超える長さにする必要がある場合は、
ポータブルパーティクルカウンターとこの装置の結果を比較してくだ
さい。
• 気流が常に下向きになるようにしてください。可能な場合は、装置を
サンプリング位置の真下に設置してください。
• 電源ケーブルのプラグは、目視でき容易に手の届く位置になるように
してください。
• コンセントと装置の距離が 3 m 以下になっていることを確認してく
ださい。
設置
サンプルプローブの取り付け
取り付け前にサンプルプローブのガイドライン
て、装置に汚れがつかないようにし、領域の代表サンプルをとるための
方法を確認してください。サンプル (等速吸引) プローブの位置は、カウ
ントの精度に重要です。
94
日本語
告 知
ページの 95 を参照し
サンプルプローブのオプション
サンプルプローブ設置用のオプションキットも用意しています。図 5
参照してください。
• 直接取り付け - キットは不要です。サンプルプローブは、装置のサン
プル吸気継手の上に直接取り付けた短いチューブに取り付けます。直
接取り付け設置方法は、サンプル採取場所に装置を設置できる場合に
使用します。粒子のロスを最小限に抑えるためには、直接取り付け設
置方法を使用してください。
• T タイプウォールブラケット - サンプルプローブは、ウォールブラケ
ットに取り付けます。チューブを切断してプローブをカウンターに接
続します。
• 垂直壁取り付け - サンプルプローブは、ステンレススチール製チュー
ブとブラケットに接続されています。垂直壁取り付け設置方法は、ス
テンレススチール製チューブの機器で使用します。
図 5 サンプルプローブの設置方法
1 直接取り付け
2 T タイプウォールブ
ラケット
を
3 垂直壁取り付け