6.1.1 測定設定の構成
測定モード、測定単位、データログの設定などを選択します。
1. メイン測定画面で、[オプション]>[セットアップの読取り] を押します。
2. オプションを選択します。
オプシ
説明
ョン
測定モードをシングル、連続、または RST モードに設定します。[Single (シングル)]
測定
(デフォルト) — 測定値が安定すると、測定が停止します。[連続] — ユーザーが [完了]
モード
を押すまで、 測定が続行します。[RST] — Rapidly Settling Turbidity (RST) モードでは、
リアルタイム測定値の累積傾向に基づいて、 試料の濁度測定値が計算されて継続的に更
新されます。RST モードは値が急速に連続して変化する試料に最もよく使用されま
す。測定は測定の開始時に均一な正しく準備された試料に基づきます。それは
20 NTU を超える試料に適用されます。試料を本装置に挿入する直前に、試料を反転攪
拌して十分に攪拌する必要があります。[信号加算平均] — ディスプレイに表示される
濁度測定値は、選択した時間間隔で測定された値の平均です。オプション: シングル測
定モードの場合は 5 ~ 15 秒。連続測定モードの場合は 5 ~ 90 秒。
単位
ディスプレイに表示される測定単位とデータログに記録される測定単位を選択しま
す。 オプション: NTU (デフォルト)、EBC、Abs または %T。
レシオモードをオン (デフォルト) またはオフに設定します。オフに設定すると、測定
比率
ウィンドウにインジケーターが表示されます。
注 : レシオオフモードが有効なのは、濁度測定値が 40 NTU 未満の場合だけです。
気泡除去をオン (デフォルト) またはオフにします。オンに設定すると、サンプル内の
気泡除
去
気泡に起因する高濁度の測定値は、表示またはデータログに保存されません。
データログの設定を構成します。[自動保管] — 測定データが測定ログに自動的に記録
データ
ログの
されます。デフォルト: オン。[Auto Store (自動保存)] がオフの場合は、[Options (オプ
ション)]>[Store (保存)] を押して、測定値をデータログに手動で保存します。[Send
設定
Data Format (データ送信フォーマット)] — 外部デバイスに送信される測定データの
出力フォーマット (CSV、XML、または BMP) を設定します。デフォルト: XML。[印刷
形式] — プリンタに送信する測定データの出力フォーマットを設定します (クイック印
刷または詳細印刷 (GLP))。[コメント] — ユーザーがログエントリにコメントを追加で
きるようにします。[Auto Send (自動送信)] — 測定データは、測定が終わるたびに、
本装置に接続されているすべての装置 (プリンターや USB フラッシュドライブなど)
に自動送信されます。オプション: [Off (オフ)]、[new file (新しいファイル)]、または
[continue file (継続ファイル)]: [off (オフ)] — データを自動送信しない、 [new file (新しい
ファイル)] — データを送信して新しいファイルに保存、[continue file (継続ファイル)]
— データを送信して、すべてのデータを 1 つのファイルに保存。
6.1.2 オペレータ ID の追加
サンプルを測定する各個人のオペレータ ID を追加します (最大 30)。各オペレータ ID のアイコン、
オペレータパスワード、およびセキュリティレベルを選択します。
1. [ログイン] を押します。
2. [オプション]>[新規] を押します。
3. 新しいオペレータ ID (最大 20 文字) を入力し、OK を押します。
4. 左および右矢印を押して、オペレータ ID のアイコン (魚、蝶、サッカーボールなど) を選択しま
す。
5. [オペレータパスワード] を押してから、オペレータ ID のパスワードを入力します。
注 : パスワードでは大文字と小文字を区別します。
6. [セキュリティレベル] を押してから、オペレータ ID のセキュリティレベルを選択します。
• [オフ] — セキュリティレベルが 1 キーまたは 2 キーになっているセキュリティ設定では、 オペ
レータは設定を変更したり、タスクを実行できません。
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