安全上の一般注意事項
所定用途
空圧組立ツールはねじ接続を締め付けるか、 あるいは工業用
動力ツール用ドライブソケッ トまたはビッ トを使用して締結具
を締め付けるためにのみ使用することができます。
工業用動力ツールには、 決して手動ツール用ソ
ケッ トまたはビッ トを使用しないでください。 手
動ツール用ソケッ トまたはビッ トが破損し、 部品
が飛散するおそれがあります。
Apex Tool Group, LLC の書面による許諾なく ツール、 ガード、
アクセサリーを改造することを禁じます。 すべての安全装置は
正しく取り付け、 正常に作動するよう維持されなければなりま
せん。
このツール、 ドライブソケッ ト、 ビッ トまたはアクセ
サリーを悪用あるいは誤用すると、 重大な危険が
生じるおそれがあります。 Apex Tool Group, LLC が
製造した Apex® ブランドのドライブソケッ トとビッ
トを使用するこ とをお勧めいたします。
使用開始
このツールの設置 ・ 調整 ・ 操作 ・ 修理は、 十分な訓練を受けた
者のみが行うことができます。
締結ツールの点検
取付けおよび使用前にドライブソケッ トまたは
ビッ トを入念に点検してください。 摩耗または損
傷したドライブソケッ トやビッ トは、 使用中に破損
するおそれがあるため直ちに交換してく ださい。
ツールを操作する前に、 ドライブソケッ トまたは
ビッ トが正しく取り付けられていることを確認し
てください。
個人用保護具
空圧ツール使用中は常に自身の動作に注意を
向け、 適切に行動してください。 薬物、 アルコー
ルまたは医薬品の影響が残っている状態で空
圧ツールを使用してはなりません。 空圧ツール
使用中の一瞬の不注意が重傷につながること
があります。
機械に巻き込まれて負傷する危険 :
回転部品を使用しての作業においては、 手袋の
着用は禁止されます。
→ 体に合った作業衣を着用してください。
→ 必要に応じてヘアネッ トを着用してく ださい。
コンポーネントの飛散により負傷する危険 :
保護眼鏡を使用してください。
JA
トルク反作用により負傷する危険 :
ライトアングルストールタイプの組立ツール、 最
大出力を超えた場合の停止機構付きクラッチ
ツール、 あるいは空気圧の低下がトルク反作用
の原因となり、 作業者が手を負傷するおそれが
あります。
ライトアングル組立ツールを操作する場合は、 スロッ トルがア
ングルヘッドに対して位置決めされて、 スロッ トルがトルク反
作用のために 「ON」 位置で隣接する部品に食い込むことがな
いのを確認してください。
アングルヘッドは、 アプリケーションに合わせて正しい位置に
適合させるためにスロッ トルレバーに対する位置を変えるこ
とができます。
ツールが反転する場合は、 いずれかの方向に動くのを防止す
るためにスロッ トルレバーを中立位置に位置決めします。
スピンドル回転方向
製品説明 :
24RAS および 34RAS シリーズは、 ストールタイプのナッ トラン
ナーです。 これらのツールは、 締結具のトルク抵抗によりツー
ルが停止するまで締結具を締め付けます。 ツールが停止した
なら作業者はスロッ トルを緩め、 組立対象物からツールを取
り外します。 ストールタイプのツールは、 特にトルクレートの変
動する用途において精確なトルクを発生することができます
が、 そのトルク出力は作業者およびエア供給ライン圧力の影
響を受けやすくなっています。 作業者に、 スロッ トルを緩める
前にツールを停止させ、 停止後のツールの引張やねじりを防
止するよう指示する必要があります。
24RAA および 34RAA シリーズのナッ トランナーは、 調整可能
®
な Clecomatice
は、 クラッチが調整可能なプリセッ トトルクに達すると直ちに
停止します。 この動作により、 ツール速度を犠牲にすることなく
トルクを精密に制御することができます。
クラッチトルクの調整
クラッチを調整する前に、 ツールへのエア供給をオフにします。
クラッチの調整カバーを回してアクセス用開口部が見えるよう
にします。 クラッチ調整ツール (204963) を開口部から挿入し、
調整ナッ トにはめ合わせます。
調整ツールを時計方向に回すと トルクが大きくなり、 反時計方
向に回すとトルクが小さくなります。 注記 : 最良の結果を得る
ために、 調整は最小トルクから始めて、 希望のトルク設定にな
るまでトルクを大きく していく ようにします。
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TM12-1108-LG1
トルク反作用
クラッチを装備しています。 これらのツール
08/28/2017