POWERFUL SOLUTIONS. GLOBAL FORCE.
L2787
Rev. C
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本製品の修理部品表は、 エナパックのウェブサイト、 www.enerpac.
com、 最寄りの正規エナパックサービスセンターまたはエナパック
営業所で入手することができます。
1.0 納品時の重要指示
全ての部品に運送中の損傷がないか目視で確かめてください。 運
送中の損傷は保証されません。 運送中の損傷が見つかった場合、
すぐに運送業者に連絡してください。 運送中に生じた損傷について
は、 運送業者が修理費や交換費を全て負担します。
2.0 安全事項
指示、 警告、 注意は必ずよくお読みください。 安全注意
事項に従って、 システム操作中に人身事故や器物破
損が起こらないようにしてください。 エナパックは、 不
安全な製品の使用、 保守の不足、 製品及び/又はシステムの不正な
操作から生じる損傷や怪我には責任を負いません。 安全注意事項
及び操作に関して疑問点があれば、 エナパックまでお間い合わせく
ださい。 高圧油圧の安全に関する訓練を受けたことがない場合、 無
料のエナパックハイドロリック安全コースについて、 担当の販売店
又はサービスセンターにお問い合わせください。
以下の注意及び警告に従わない場合、 装置破損や人身事故の原因
となる恐れがあります。
注意は、 装置やその他器物の破損を防止するための、 適正な操作や
保守手順を示す場合に使われます。
警告は、 人身事故を予防するために適正な手順や心得が必要な潜
在的な危険性を示します。
危険は、 重傷や死亡事故の原因となる恐れがある禁止行為又は必
須行為を示します。
警告 : 油圧機器を取り扱う際は、 適切な保護用具を装着し
てください。
警告 : 油圧によって支える荷物はきれいにしておいてくだ
さい。 シリンダを荷揚げのために利用する場合、 絶対に荷
重保持には使用しないでください。 荷物を揚げ降ろした後
は、 必ず機械的なブロック (固定) を施してください。
警告 : 荷物の保持には、 必ず頑丈なものを使用してく ださ
い。 荷物を支持可能なスチール製又は木製のブロックを
慎重に選んでください。 どのような荷揚げ又はプレスであ
っても、 油圧シリンダを絶対にシム又はスペーサーとして使用しな
いてください
危険 : 操作中は、 人身事故を防止するため、 シリン
ダや作業物から手足を離してください。
警告 : 装置の定格を超えないようにしてください。 シリンダ
の能力を超える重量の荷揚げは絶対に行わないでくださ
い。 過荷重は、 装置の故障や場合によっては人身事故の原
因となります。 シリンダに設計されている最大圧力は、 70
10,000 psi) です。 ジャッキやシリンダは、 定格を超える圧力のポンプ
には接続しないでください。
安全第一
バッテリ電源式油圧ポンプ
リリーフバルブは、 ポンプの最大定格圧力以上の高圧に
設定しないでください。 高圧に設定すると、 装置の破損及
び/又は人身事故の原因となる恐れがあります。
警告 : システムの使用圧力は、 システム内の最低定格部品の
圧力定格を超えないようにしてください。 圧力計をシステム
に取リ付けて、 使用圧力をモニターしてください。 システム
の監視は、 各自が行ってください。
注意 : 油圧ホースを損傷させないでください。 油圧ホース
は、 敷設時に折り曲げたりねじったり しないでください。 折
れ曲がったりねじれたホースを使用すると、 大きな逆圧が発生しま
す。 ホースを折れ曲がったりねじれたままにしておく と、 ホースの内
部が損傷して、 早期故障を引き起こします。
ホースの上に重いものを落とさないでください。 強い衝
撃によって、 ホース内部のワイヤストランドが損傷する
恐れがあります。 損傷しているホースに圧力をかける
と、 破裂する恐れがあります。
重要 : 油圧装置は、 ホースやスイベルカブラを使って持ち
上げないでください。 安全に移動させるために、 キャリン
グハンドルやその他の手段を用いてください。
注意 : 油圧装置は、 火気や熱源から離してください。 過
熱によって、 パッキンやシールが柔らかくなり、 液漏れ
が生じます。 また、 熱によって.ホース材やパッキンが劣
化します。 最適な性能を保つには、 装置を65℃ (150° F) 以上の温度
にさらさないでください。 ホースやシリンダに対する溶接スバッタは
避けてください。
危険 : 加圧されているホースには.触れないでく ださい。 加
圧状態のオイルが漏れて皮膚に浸透すると、 重大な人身
事故の原因となります。 オイルが皮膚下にしみ込んだ場
合,すぐに医師の診断を受けてください。
Mpa (
警告 : 油圧シリンダは、 必ず連結システムで使用してくださ
い。 カプラを接続していないシリンダは使用しないでくださ
い。 シリンダは、 極度な過荷重を受けると部品が破壊されて
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説明シート
BP1シリーズ