Petzl I-D S Manual De Instrucciones página 21

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本書では、 製品の正しい使用方法を説明しています。 技術や使用方法につい
ては、 いくつかの例のみを掲載しています。
製品の使用に関連する危険については、 警告のマークが付いています。 ただ
し、 製品の使用に関連する危険の全てをここに網羅することはできません。
最新の情報や、 その他の補足情報等は Petzl.com で参照できますので、 定
期的に確認してください。
警告および注意事項に留意し、 製品を正しく使用する事は、 ユーザーの責任
です。 本製品の誤使用は危険を増加させます。 疑問点や不明な点は (株) ア
ルテリア (TEL 04-2968-3733) にご相談ください。
1.用途
本製品は複数の用途に使用できます。
本製品は繰り返し使用できます。
セルフブレーキ下降器/ビレイ器具
本製品は個人保護用具 (PPE) です。
使用荷重: 150 kg。
ロープアクセスにおいての下降:
ロープアジャストメントデバイス (EN 12841 タイプ C 適合)。
要救助者のレスキュー:
レスキュー用ディッセンダー (EN 341:1997 タイプ A 適合)。
ビレイ
本製品の限界を超えるような使用をしないでください。 また、 本来の用途以
外での使用はしないでください。
責任
警告
この製品を使用する活動には危険が伴います。
ユーザー各自が自身の行為、 判断、 および安全の確保につい
てその責任を負うこ とと します。
使用する前に必ず:
- 取扱説明書をよく読み、 理解してください
- この製品を正しく使用するための適切な指導を受けてください
- この製品の機能とその限界について理解してください
- この製品を使用する活動に伴う危険について理解してください
これらの注意事項を無視または軽視すると、 重度の傷害や死
につながる場合があります。
この製品は使用方法を熟知していて責任能力のある人、 あるいはそれらの
人から目の届く範囲で直接指導を受けられる人のみ使用してください。
ユーザー各自が自身の行為、 判断、 および安全の確保について責任を負い、
またそれによって生じる結果についても責任を負うこととします。 各自で責
任がとれない場合や、 その立場にない場合、 また取扱説明の内容を理解で
きない場合は、 この製品を使用しないでください。
2.各部の名称
(1) 可動サイドプレート、 (2) フリクションプレート、 (3) ヒンジ、 (4) カム、 (5) 誤
操作防止用キャッチ、 (6) 固定サイドプレート、 (7) ハンドル、 (8) 緩傾斜用ボタ
ン、 (9) ゲート、 (10) サイドプレートおよびゲートを固定するためのスクリュー
ハンドルポジション: (a) 収納時、 (b) ワークポジショニング、 (c) 下降、 (d) パニ
ック防止ロック、 (e) ビレイ
用語: 末端側のロープ = 下降器から出ている両端のロープの内、 支点や要
救助者、 クライマーに連結されていない側のロープ。
主な素材: アルミニウム合金 (サイドプレート)、 ステンレススチール (カム、 誤
操作防止用キャッチ)、 ナイロン (ハンドル)。
3.点検のポイン ト
器具の状態は、 ユーザーの安全に大きく関係します。
ペツルは、 十分な知識を持つ適任者による詳細点検を、 少なく とも 12 ヶ月ご
とに行うことをお勧めします (国や地域における法規や、 使用状態によって
も変わります)。 Petzl.com で説明されている方法に従って点検してください。
点検の結果を記録してください。 点検記録に含める内容: 種類、 モデル、 製造
者の連絡先、 個別番号、 製造日、 購入日、 初回使用時の日付、 次回点検予定
日、 問題点、 コメント、 点検者の名前および署名。
毎回、 使用前に
ひび割れや変形、 腐食がないことを確認してください。
- カムの磨耗具合を確認してください: カムの溝が磨耗し、 インジケータの箇
所まで減った場合は、 その I'D の使用を中止してください (図参照)
- 可動サイドプレートに変形やゆるみがないことを確認してください: カムの
軸の頭がサイドプレートの内側に入ってしまう場合は、 その製品の使用を中
止してください (図参照)
- 固定パーツ (ゲート、 スクリュー、 軸) の状態を点検し、 カム、 ゲート、 及び誤
操作防止用キャッチのスプリングが正しく機能することを確認してください。
カムの動きに問題がないことを確認してください。
- 緩傾斜用ボタンを押し、 指を放すとボタンが戻ることを確認してください (
ハンドルはポジション c の位置)
使用中の注意点
この製品および併用する器具 (連結している場合は連結部を含む) に常に注
意を払い、 状態を確認してください。 全ての構成器具が正しくセッ トされてい
ることを確認してください。
警告、 死の危険: 器具およびその部品 (カム、 誤操作防止用キャッチ等) の機
能が妨げられないようにしてください。 I'D に異物が入らないように注意して
ください。 器具の動きが妨げられると、 ブレーキ機能が正常に作動しません。
器具に衝撃荷重がかかるのを避けるため、 ロープ (器具と支点の間) はたる
ませず、 常にテンションがかかった状態を保つ必要があります。
4.適合性
この製品がシステムの中のその他の器具と併用できることを確認してくださ
い (併用できる = 相互の機能を妨げない)。
I'D S と併用する器具は、 使用する国における最新の規格に適合していなけ
ればなりません (例: ヨーロッパにおけるコネクターの規格 EN 362)。
ロープ
メーカーが推奨する直径および種類の繊維製ロープを使用してください。 直
径や種類が推奨のものと異なるロープを使用すると、 器具の性能、 特にブレ
ーキの効き具合に影響します。
警告: 使用するロープによってはロープが流れやすい場合があります (新し
いロープ、 直径の細いロープ、 濡れているまたは凍っているロープ等)。
5.機能の原理
ロープが引かれる (テンションもしくは墜落) と、 I'D がカラビナを軸に動き
(1)、 カムがロープを挟み込む (2) ことによりブレーキがかかります。 末端側の
ロープをしっかりと握ることにより、 カムのブレーキ機能を補助します。
6.ロープのセッ ト方法
ロッキングカラビナを使用して I'D S をハーネスや支点にセッ トしてくだ
さい。
可動サイドプレートを開きます。 ハンドルをポジション (c) の位置まで動か
し、 カムを開きます。 器具に刻印された図に従ってロープをセッ トします。 ロ
ッキングカラビナにクリップされた状態で可動サイドプレートを閉じ、 ゲー
トをロックします。
警告: 可動サイドプレートを閉じた時に、 可動サイドプレートがカムの軸お
よびカラビナとかみ合っていなければなりません。
6A.ハーネスへの取り付け
6B.支点への取り付け
TECHNICAL NOTICE I'D S
末端側のロープをカラビナに通して折り返し、 摩擦を増やして使用しなけ
ればなりません。
警告: ロープが逆にセッ トされている場合、 誤操作防止用キャッチがロープ
を止める働きをしますが、 全ての誤操作を防ぐことはできません。
7.機能の確認
毎回、 使用前に、 ロープが正しくセッ トされていること、 器具が正しく機能す
ることを確認してください。 このテストは必ずバックアップをとった状態で
行ってください。
7A.ハーネスへの取り付け
支点側のロープを引き、 ロープにブレーキがかかることを確認してください。
ロープにブレーキがかからない場合は、 ロープが正しくセッ トされているか
確認してください。
器具にゆっく りと体重をかけてください (ロープを張った状態、 ハンドルポジ
ションは c)。 片手で末端側のロープを握り、 もう片方の手でゆっく りとハンド
ルを引いてロープを流してください。
- 下降できる = ロープが正しくセッ トされている
- 下降できない = ロープの通し方を確認してください (誤操作防止用キャッ
チによりロープがロックされています)
ハンドルを放すと、 器具によりロープに制動がかかります。
警告: それでも器具が機能しない (ロープが滑ってしまう) 場合は、 使用を止
めて廃棄してください。
7B.支点への取り付け
荷重がかかる方のロープを引き、 ロープにブレーキがかかることを確認して
ください。 ロープにブレーキがかからない場合は、 ロープが正しくセッ トされ
ているか確認してください。
警告: 末端側のロープをカラビナで折り返していないと、 ロープを逆にセッ ト
した場合に誤操作防止用キャッチが作動しません。
警告: それでも器具が機能しない (ロープが滑ってしまう) 場合は、 使用を止
めて廃棄してください。
8.EN 12841:2006 タイプ C
EN 12841:2006 に適合した下降器 I'D S はタイプ C のロープアジャストメン
トデバイスで、 作業ロープの下降に使用します。 I'D S は、 手動での下降の速
度コントロールを可能にし、 またハンドルを放すとロープ上で止まることの
できるセルフブレーキデバイスです。
EN 12841:2006 タイプ C の要求事項を満たすためには、 EN 1891 タイプ A
に適合した直径 10~11.5 mm のセミスタティックロープを使用する必要
があります。
(認証テストでは、 150 kg のおもりとベアール 『Antipodes』 およびベアール
『Ginkgo 10 mm』 が使用されました)
8A.下降
1人での使用
ハーネスに器具をセッ トし、 ハンドルポジション c の状態で使用します。 下降
速度は、 末端側のロープの握り具合でコントロールします。 下降を開始する
には、 ゆっく りとハンドルを引いてください。 末端側のロープから絶対に手を
放さないでください。
下降を停止するには、 ハンドルから手を放します。 パニックになったとき: ハ
ンドルが強く引かれると (ハンドルポジション d)、 パニック防止機能が働き、
ロープに制動がかかります。 下降を再開するには: まずハンドルをポジショ
ン c の位置まで戻してパニック防止機能を解除し、 それからゆっく りとハン
ドルを引いてください。
緩傾斜用ボタン
緩傾斜の場所を移動する場合や荷重が小さい場合、 パニック防止機能が簡
単に作動してしまいます。 スムーズに下降をするためには、 緩傾斜用ボタン
を使用してください。
- 垂直方向に下降をする場合は、 緩傾斜用ボタンを使用しないでください。
8B.ワークポジシ ョニング - 安全に停止する
作業位置で停止し、 両手を放した状態でのワークポジショニング姿勢をとる
ためには、 ハンドルを下降時とは反対方向に (ポジション b まで) 回転させ
てロープをロックします。 ワークポジショニングでは、 ハンドルは必ずこの位
置にセッ トされなければなりません。
ハンドルがポジション b (ワークポジショニング) で止まったら、 それ以上力
を加えないでください。 ロープがセッ トされた状態でハンドルをポジション
a (収納時) の位置まで動かさないでください。 器具が故障し、 ブレーキ機能
が損なわれるおそれがあります。
ロックを解除するには、 末端側のロープをしっかりと握り、 ハンドルを下降の
ポジションに戻します。
EN 12841 規格に関する情報
注意: 下降器 I'D S は必ず、 下降に使用する作業ロープとは別
のバッ クアップロープにセッ トされたタイプ A 適合のバッ クア
ップ器具 (例: ASAP 等) と併用してく ださい。
I'D S は、 EN 363 に準じたフォールアレストシステムでの使用には適してい
ません。
下降器は必ず、 EN 362 に適合したロッキングカラビナを使用して、 ハーネス
に直接連結してください。 この製品と併用する全ての用具は、 それぞれ該当
する最新の規格に適合していなければなりません。
作業用ロープにテンションをかけている時に、 バックアップ用ロープにはテ
ンションがかかっていないことを確認してください。
動的に過度な荷重がかかると、 バックアップ用ロープが損傷する可能性が
あります。
9.EN 341 クラス A (1997)
レスキュー
最長下降距離: 200 m
使用荷重: 30 ~ 150 kg
支点にセッ ト した状態からのロワーダウン
器具を支点にセッ ト: 末端側のロープは必ずカラビナで折り返してくださ
い。 末端側のロープを握り、 ハンドルを上に動かして (ハンドルポジション
c) ロープを流してください。 ブレーキの強さは末端側のロープの握り具合
でコントロールします。 セルフブレーキ機能を作動させるには、 ハンドルを
放してください。
器具にかかる荷重が小さすぎてパニック防止機能が簡単に作動してしまう
場合は、 緩傾斜用ボタンを使用してください。
EN 341 規格に関する情報
- 必ずロープの末端にストッパーノッ トを結んでください
- 器具を常設する場合は、 自然の影響から器具を保護する必要があります
- 下降中にコントロールを失わないようにし、 適度な速度で下降してくだ
さい
- 警告: 下降中に器具が過熱し、 ロープにダメージを与える場合があります
レスキューキッ ト
10.ビレイ: 100 kg
警告: 間違いがあった場合 (ロープが逆に通された場合)、 この使用方法では
誤操作防止用キャッチは作動しません。
器具を支点にセッ ト (ハンドルポジション e): ビレイヤーは片方の手で末端
側のロープを握り、 もう一方の手でセカンド側のロープを握ります。 こまめに
ロープを引き、 たるませないようにしてください。 墜落を止めるためには、 末
端側のロープをしっかりと握ってください。 セカンドクライマーをロワーダウ
ンするときの操作は、 「 支点にセッ トした状態からのロワーダウン」 欄内で説
明している方法に従ってください。
11.ANSI 規格に関する情報
- 最長下降距離: 200 m
- 取扱説明書は、 製品と一緒にユーザーに提供されなければなりません
- 併用する全ての用具の取扱説明書をよく読み、 理解してください
- 製品の点検は取扱説明書および製品の点検用フォームにあるメーカーの
推奨事項に沿って行ってください
- レスキューで使用する支点は、 少なく とも 13.8 kN の静荷重もしくはシステ
ムにかかる荷重の5倍の荷重に耐えうる強度を有している必要があります
- レスキューにおいて、 フォールアレストに使用する支点は ANSI Z359.1 規
格の要求事項に適合している必要があります
- レスキューの作業中にシステムが偶発的に動かない方法で、 器具を支点
に連結する必要があります実際に全荷重をかける前に、 テンションをかけ
て確認してください
- レスキューを行うにあたっては、 ANSI Z359.4 および Z359.1 を参照して
ください
- レスキュープラン: ユーザーは、 この製品の使用中に問題が生じた際にす
みやかに対処できるよう、 レスキュープランとそれに必要となる装備をあら
かじめ用意しておく必要があります
- 警告: 複数の器具を同時に使用する場合、 1つの器具の安全性が、 別の器
具の使用によって損なわれることがあります
- 電源や稼動中の機械類の近く 、 表面がざらざらしている、 または尖ったも
のや化学物質の近く、 極端な低 / 高温下で作業する場合は十分注意して
ください
- 下降時に生じるエネルギーは、 下降距離、 ユーザーの質量、 重力加速度の
積と等しくなります
12.補足情報
- ユーザーは、 この製品の使用中に問題が生じた際にすみやかに対処でき
るよう、 レスキュープランとそれに必要となる装備をあらかじめ用意してお
く必要があります
- システム用のアンカーは、 ユーザーの体より上にとるようにしてください。
アンカーは、 最低でも 12 kN の強度を持ち、 EN 795 の要求事項を満たして
いなければなりません
- フォールアレストシステムでは、 墜落した際に地面や障害物に衝突すること
がないよう、 毎回使用前に十分なクリアランスがユーザーの下に確保されて
いることを確認する必要があります
- 墜落距離を短く し、 危険を少なくするため、 アンカーが適切な位置に設置さ
れていることを確認してください
- フォールアレストシステムで身体のサポートに使用できるのは、 フォールア
レストハーネスのみです
- 複数の器具を同時に使用する場合、 1つの器具の安全性が、 別の器具の使
用によって損なわれることがあります
- 警告、 危険: 製品がざらざらした箇所や尖った箇所でこすれないように注
意してください
- ユーザーは、 高所での活動が行える良好な健康状態にあることが必要です
警告: ハーネスを着用して動きの取れない状態のまま吊り下げられると、 重
度の傷害や死に至る危険があります
- 併用する全ての用具の取扱説明書をよく読み、 理解してください
- 取扱説明書は、 製品と一緒にユーザーの手に届かなければなりません。
また、 取扱説明書は製品が使用される国の言語に訳されていなければな
りません
- 製品に記されたマーキングが読めなくならないように注意してください
廃棄基準:
警告: 極めて異例な状況においては、 1回の使用で損傷が生じ、 その後使用
不可能になる場合があります (劣悪な使用環境、 海に近い環境での使用、 鋭
利な角との接触、 極端な高 / 低温下での使用や保管、 化学薬品との接触等)。
以下のいずれかに該当する製品は以後使用しないでください:
- 大きな墜落を止めた、 あるいは非常に大きな荷重がかかった
- 点検において使用不可と判断された製品の状態に疑問がある
- 完全な使用履歴が分からない
- 該当する規格や法律の変更、 新しい技術の発達、 また新しい製品との併用
に適さない等の理由で、 使用には適さないと判断された
このような製品は、 以後使用されることを避けるため廃棄してください。
アイコン:
A. 耐用年数 (特に設けていません) - B. 使用温度 - C. 使用上の注意 - D. ク
リーニング - E. 乾燥 - F. 保管/持ち運び - G. メンテナンス - H. 改造/修理 (パ
ーツの交換を除き、 ペツルの施設外での製品の改造および修理を禁じま
す) - I. 問い合わせ
3 年保証
原材料および製造過程における全ての欠陥に対して適用されます。 以下の
場合は保証の対象外とします: 通常の磨耗や傷、 酸化、 改造や改変、 不適切
な保管方法、 メンテナンスの不足、 事故または過失による損傷、 不適切また
は誤った使用方法による故障。
警告のマーク
1.重傷または死につながるおそれがあります。 2.事故や怪我につながる危
険性があります。 3.製品の機能や性能に関する重要な情報です。 4. し てはい
けない内容です。
ト レーサビリテ ィ とマーキング
a.この個人保護用具の製造を監査する公認機関 - b.CE 適合評価試験公認機
関 - c. ト レーサビリティ: データマトリクスコード = 個別番号 - d.直径 - e.個
別番号 - f.製造年 - g.製造月 - h.ロッ ト番号 - i.個体識別番号 - j.規格 - k.取扱
説明書をよく読んでください - l.モデル名
D0000900A (010616)
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