インサートの外表面にはリングが一つ付いているか、または付いていま
せん。最初にインストールされたバージョンと同じタイプを使用してく
ださい。
5. ねじを締めます。
点検
時として、整備のために Rebound DUAL を Össur にお送り頂いた方が良い場
合があります。この頻度はブレースを着用する頻度、そして活動の種類によ
ります。ブレースをサービスのために送る必要があるかどうかはブレースサ
プライヤーがお手伝いできますが、一年に一度が良い目安と言えます。
整備プロセスの一環として、Össur はご使用中のブレースに消耗の兆候がある
かを確認し、リベット、バックル、ストラップ、パディングを含むすべての
新しいコンポーネントを使って再構築します。通常、 3 から 5 営業日の所要時
間を要します。ご不明な点がございましたら、お近くのカスタマーサービス
係までお問い合わせください。
適合調整
ブレース成形するには:
Rebound DUAL ブレースは個人の人体構造に合わせて調整が可能です。必要
に応じて、半月曲げを使って航空機グレードのアルミニウムフレームを様々
な大腿骨と脛骨の形状に適応するように冷間成形させます。
ブレースの内反 / 外反角の調整:
Rebound DUAL ブレースは個人の内反または外反角に合わせて調整すること
ができ、内側または外側どちらにでも免荷力を作り出すことができます。角
度を調整するにはブレースの所望の側のねじを緩め、一定の力で所望の位置
にまで上部フレームにスライドさせます。中間コンパートメントを免荷する
には、中間上部フレームを調整し、または後部コンパートメントを免荷する
には後部上部フレームを調整します。スライドバーには文字の目盛りがつい
ており、移動させると足の内反または外反力の量を増加または減少させるこ
とができます。 (図 9 )文字の目盛りは免荷の度合いには関係ありません。ガ
イドとしてお使いください。ぴったりするまでネジをもう一度締めてくださ
い。 (推奨トルク値 3 in-lb)調整はすべて患者の快適さのレベルに合わせて医
療専門家が決定するべきです。ブレースを調整するたびに、医療機関は経過
を記録しておくことが必要です。
ブレースの高さを調整するには:
Rebound DUAL ブレースは個人の長さに合わせて調整することができます。
ブレースの高さは上部フレームの両側のねじを緩め、一定の力でフレームを
引き上げることで調整が可能です。両方の内・外側ヒンジアームが同じ場所
に配置されていることを確認し、しっかりとねじを締めてください。
膝関節でフィット感を広げるあるいは狭くするには:
Rebound DUAL ブレースは個人の膝の幅に合わせて調整することができま
す。膝での幅を広げたり、狭めたりするには、中間の顆部パッドを除去し、
Rebound DUAL に同梱されている厚いバージョン、または薄いバージョンも
のと取り替えます。使用する パッドの組み合わせによって、 より快適なフィッ
ト感を実現させてください。
16