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記載中の振動レベルは電動工具を主な用途にご使用に
なった場合の代表値を示しています。用途やご使用に
なる先端工具、保守状況によっては、記載中の振動レ
ベルと異なることがあります。 このような場合、作業
中の振動負荷が大幅に高くなることがあります。
振動負荷を正確に推測する場合には、電動工具のスイ
ッチを切っている時間やスイッチは入っていても実際
に使用していない時間も考慮に入れる必要があります。
これにより、作業中の振動負荷は大幅に低下すること
があります。
電動工具や先端工具の保守、手の保温、作業フローの
計画などの追加的措置を定めることで、作業員を振動
負荷から保護してください。
一覧
1 前方ハンドル(絶縁されたハンドル面)
2 後方ハンドル(絶縁されたハンドル面)
3 火花プロテクター用ナット
4 火花プロテクター
5 研磨ベルト交換用レバー
6 オン / オフスイッチ
7 接触側のローラー
8 研磨ベルト調整ねじ
9 研磨ベルト調整ナット
10 平面研磨面
11 研磨ベルト
12 駆動側のローラー
13 速度調整ダイヤル
14 絶縁された電動工具ハンドル面
調整・設定
電動工具への作業をおこなう際には、必ず電源プラグ
をコンセントから抜いてください。
ハンドルの調整 ( 図 2)
ハンドル (1) は 3 つのポジションで固定することができ
ます。
ハンドルを外します。
ハンドルを適切な作業ポジションに調整し、再び固定
します。
ベルトの作動状態の調整 ( 図 3)
機械のスイッチを入れて、ベルトの作動状態を確認し
ます。
ベルトが中央で作動していない場合、ねじ (8) を外し
て、ナット (9) を必要に応じて左右に回します。この
際、レンチ (10 mm) を使用してください。
研磨ベルトの交換 ( 図 4)
レバー (5) を右にします。研磨ベルトがゆるみ、取り外
しが可能になります。
新品の研磨ベルトをかぶせます。研磨ベルト内部に記
載されている矢印の方向が電動工具のハウジング上の
矢印方向と一致していることを確認してください。
レバー (5) を左にし、研磨ベルトが中央で作動すること
を確認してください。定期的にベルトの作動状態を確
認してください。
研磨ベルトを交換するたびに、ベルトローラーが破損
していないかを必ず確認してください。ベルトローラ
ーが破損した場合は、交換してください。
研磨ベルトを交換するたびに、駆動側のローラー (12)
と接触側のローラー (7) に磨耗や破損がないかを確認し
てください。破損した部品は交換させてください。
絶縁されたハンドル面 ( 図 5)
電動工具を保持する際には、必ず絶縁されたハンドル
面 (1)、(2) および (14) を持ってください。
火花プロテクターの交換
ナット (3) をゆるめ、火花プロテクター (4) を取り外
してください。新品の火花プロテクターを取り付け、
ナット (3) を締めます。
取扱説明
加工物に汚れが付着していないかを確認してく
ださい。加工前に異物を除去してください。
駆動側のロール領域 (12) で研磨・研削作業を
おこなわないでください。
濡れた、または湿った手で電子工具を使用
しないでください。
スイッチのオン / オフ ( 図 6)
ブロッキング防止機能 は、ベルトサンダーの使用中に
電源供給が少しでも中断された際に、ベルトサンダー
の自動的な起動を防ぎます。
スイッチオン:
オン / オフスイッチ (6) の溝のついた面を下へ押し、さ
らに前へ押します。
スイッチオフ:
オン / オフスイッチ (6) を下へ押します。
ベルト速度の調整 ( 図 7)
無段階変速が可能です。
調整ダイヤル (13) を 『1』 (低速)~ 『6』 (高速)
の間で回します。