JA
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メンテナンスとサービス
装置は汚染されている可能性があります。
クリーニング前に電源プラグを外してください。
製造元によって推奨されている以外のクリーニングまたは除染プロセスを適用したい場合は、事前に製造
元に連絡し、計画されているプロセスが装置を損傷しないことを確認しなければなりません。
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遠心分離機、ローターおよび付属品は、すすぎ機で洗浄してはなりません。
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これらは手洗いのみが可能で、液体を使って消毒することができます。
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水温は 20 ~ 25°C の間でなければなりません。
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次の条件を満たす洗剤/消毒剤のみを使用することができます:
− pH 5 - 8 であること
− 苛性アルカリ、過酸化物、塩素化合物、酸、アルカリ溶液が含まれていないこと
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洗浄剤または消毒剤による腐食を防ぐために、洗浄剤または消毒剤の製造元からの適用上の注意を厳密に守っ
てください。
23.1
遠心分離機(ハウジング、蓋、遠心分離室)
23.1.1
表面のクリーニングと手入れ
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必要に応じて、石鹸または中性洗剤と湿った布を使用して、遠心分離機のハウジングと遠心分離室を定期的に清
掃してください。これによりまず第一に衛生を維持し、また付着した不純物による腐食を防ぐことができます。
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適切な洗剤の成分:
石鹸、陰イオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤。
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洗剤使用後は、湿った布で拭いて洗剤の残留物を取り除きます。
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クリーニング後は直ちに表面を乾かしてください。
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結露水が生じた場合は吸収性のある布で拭き取って遠心分離室を乾かしてください。
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クリーニングのたびに、遠心分離室のゴム製シールをタルカムパウダーまたはゴム用ケア製品でやさしくこす
ります。
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遠心分離室は年に 1 回、損傷の有無をチェックします。
安全性に関わる損傷が見つかった場合、遠心分離機はもはや使用できません。この場合はカスタマーサー
ビスまでご連絡ください。
23.1.2
表面の消毒
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感染性物質が遠心分離室に浸透した場合、直ちに消毒してください。
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適切な消毒剤の成分:
エタノール、n-プロパノール、エチルヘキサノール、陰イオン界面活性剤、腐食防止剤。
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消毒剤使用後は、湿った布で拭いて消毒剤の残留物を取り除きます。
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消毒後は直ちに表面を乾かしてください。
23.1.3
放射性汚染物質の除去
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薬剤は、放射性汚染物質除去のための薬剤であることが明確に表示されているものでなければなりません。
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放射性汚染物質を除去するための適切な薬剤の成分:
陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、多価エタノール。
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放射性汚染物質除去後は、湿った布で拭き取って残留薬剤を除去します。
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放射性汚染物質除去後は直ちに表面を乾かしてください。
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