近接パイロット (PP) 状態(ケーブル・シミュレーション)
充電ケーブルのさまざまな電流機能をシミュレートするには、テスト・アダ
プターを充電ステーションに接続し、PP 状態ロータリー・スイッチを設定
します(アイテム
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された異なる抵抗値で電流機能をシミュレートします。充電ケーブルの抵抗
と電流機能の相関関係については、表 2 を参照してください。
充電ステーションに車両コネクター付きの固定ケーブルがある場合、
この設定の PP は常に使用されるわけではありません。
ケーブル電流機能のマーキング
ケーブルなし
13 A
20 A
32 A
63 A
コントロール・パイロット (CP) 状態(車両シミュレーション)
CP 状態ロータリー・スイッチ・セレクター(アイテム
テスト・アダプターが充電ステーションに接続されているときのさまざまな
車両状態をシミュレートします。車両の状態は、CP 導体と PE 導体間で接続
された異なる抵抗でシミュレーションされます。抵抗と車両状態の相関を表
3 に示します。
表 3: 抵抗、 車両状態、 CP 電圧シグナルの相関。
車両状態
電気自動車 (EV)
のマーキ
の状態
ング
電気自動車(EV)
A
が接続されてい
ない
電気自動車(EV)
が接続されてい
B
るが、充電の準
備ができていな
い
電気自動車(EV)
が接続されてお
C
り、充電の準備
ができている、
換気不要
電気自動車(EV)
が接続されてお
D
り、充電の準備
ができている、
換気必要
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、図 2)。アダプターは、PP 導体と PE 導体間で接続
注記
表 2: 充電ケーブル
の抵抗と電流機能の相関関係。
CP と PE 間
の抵抗
オープン
∞
(
)
2.74 kΩ
882 Ω
246 Ω
PP と PE 間の抵抗
∞
オープン (
)
1.5 kΩ
680 Ω
220 Ω
100 Ω
、図 2)を使用して、
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CP 端子の電圧
A1: +12 V
または
A2: ±12 V PWM (1 kHz)
B1: +9 V
または
B2: +9 V / -12 V PWM (1 kHz)
C1: +6 V
または
C2: +6 V / -12 V PWM (1 kHz)
D1: +3 V
または
D2: +3 V / -12 V PWM (1 kHz)