4 取扱い方法
4.1 事前準備
すべての部品 (アダプターやハン ドを含む) を型出しした上腕部に一時的に
取り付けてアウ トサイ ドロ ッキングヒンジ 16X12の位置と長さを決めてくださ
い。 ケーブル操作を容易にするため、 ケーブルロ ッ ク付継手単体 16Y27は外
側に配置します (図1) 。
片側に装着する場合は、 母指の末端から肘関節軸までの距離をもとに部品
の長さを決定します。
両側に装着する場合は、 義手の機能性を優先し、 装着者が自由に義手を操
作できるよう に長さを調節してくださ い。
12R5
ケーブルロ ック付単軸肘継手12R5 の組立には、 あらかじめ製作した内ソ
ケッ ト、 および外ソケッ ト用の発泡材が必要となります。 内ソケッ トを発泡材
に取付けてくださ い。
発泡材、 およびアーム部のチューブを切断して、 長さを調節することができ
ます (図2) 。
注意
余った部品を使用することによる損傷の危険性 :
切断したチューブの余りを部品として使用しないでください。 強度不足に
よ り、 破損をまねく おそれがあり ます。
注記
組立時におけるチューブの変形 ・ 破損の危険性 :
チューブを万力で締めつけないでください。 チューブの変形や破損の
原因になり ます。
切断面がチューブの長軸と直交するよう にしてください。 チューブカ ッター
(719R2) または類似品の使用を推奨します (図2) 。
チューブ切断面の内側および外側のバリを丁寧に取除いてください。 バ
リを取除く には、 パイプリーマー (718R1) 、 もしくは類似品の使用を推奨
します (図3) 。
180 | Ottobock