7. 圧力を上げる場合:ポンプを運転した状態で、
「A」 ポートが目的の圧力に達するまで、 逃し弁
の設定ネジをゆっく りと時計方向に回します。
注 : ロッキングバルブブロック内のパイロッ ト動
作式のチェックバルブにより、 設定ネジを反時計
方向に回しても、 圧力は下がりません。 圧力設定
を下げるには、 以下の8aから8eまでの手順に従
います。
8. 圧力を下げる場合 :
a. ポンプが運転されていることを確認します。
b. 制御弁ハンドルを後退/シーティング位置( 「2
」 )まで回します。 これにより、 パイロット作動
チェックバルブが起動して、 「 A」 ポートの圧力
が逃がされます。 次にハンドルをニュートラ
ル/ホールド位置( 「3」 )まで回します。
c. 逃し弁の設定ネジを反時計方向に1回転さ
せます。
d. バルブハンドルを前進/負荷位置 ( 「1」 ) まで
回します。
e. 「 A」 ポートが目的の圧力に達するまで、 逃し
弁の設定ネジをゆっく りと時計方向に回し
ます。
注 : 後退側の圧力制御機能を正しく作動させ
るには、 逃し弁の設定は少なく とも [482 バ
ール](7,000 psi)でなければなりません。
9. 所要の圧力設定が得られたら、 ロックナッ トで設
定ネジを固定します。 締めすぎないようにしてく
ださい。
10. ポンプを停止する前にバルブハンドルを少しの
間だけ後退/シーティング位置 ( 「2」 ) まで回すこ
とにより、 「 A」 ポートの圧力を逃がします。 次にハ
ンドルを中立/保持位置 ( 「3」 ) まで回します。 「 A」
ポートの圧力計がゼロ (0) psiを示していること
を確認します。
11. ポンプを停止します。
7.0 トラブルシ ューティ ング (トラブルシューティング
一覧表参照)
8.0 保守
1.
すべての油圧接続箇所を定期的に点検し、 確実
に締まっているか調べます。 接続が緩んでいたり
漏れていると、 時々もしくはまったく操作できな
くなることがあります。 故障部品はただちに交換
するか修理してください。
2. システム内の作動油レベルを定期的に点検しま
す。
3. 作動油は、 約250-300時間の稼働ごとに交換し
ます。 埃の多い場所または汚れた場所では、 オイ
ル交換の間隔を短くする必要があります。
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9.0 保管手順
ユニッ トを長期間 (30日以上) 保管する場合は、 次の
ようにしてください。
1. ユニッ ト全体の汚れを拭きとります。
2. すべての油圧配管をはずし、 誤って作動するの
を防ぎます。
3. 保護カバーでユニッ トを覆います。
4. 極端な温度にならない清潔で乾燥した場所に
保管します。
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