店舗の出入り口にある防犯装置、空港などの金属探知機やボディスキャナー、強力な磁気や
►
電磁干渉の発生源(高電圧線、トランスミッター、変電所など)の近くに長時間滞在した
り、製品を置かないでください。
どうしても磁気や電気干渉を避けられない場合は、安全な方法で歩行したり立ち上がったり
してください(手すりや他の人の助けを借りるなどしてください)。
防犯装置、金属探知機やボディスキャナーを通過する際は、制御機能が不意に変化しないか
►
充分注意してください。
電子機器や磁気装置が近くにある場合は、制御機構に予期せぬ変化がないか観察してくださ
►
い。
注意
強い磁気が発生している部屋や場所に入る場合に発生する危険性(MRI 装置、MRT(MRI)機器
など)
>
磁気を帯びたパーツに金属物体が付着することで、動作範囲に予期せぬ制約がかかり、装着
者が転倒するおそれがあります。
>
強い磁気の影響で製品が修復不能なほど損傷するおそれがあります。
必ず、製品を取り外して部屋や磁気範囲の外に製品を置いてから、強い磁気が発生している
►
部屋や場所に入室してください。
強い磁気にふれて損傷した製品は、修理することができません。
►
注意
許容範囲外の温度下に放置した場合に発生する危険性
製品の故障や負荷によりパーツが損傷して、装着者が転倒するおそれがあります。
許容範囲外の温度の場所に製品を放置したり、滞在することのないようにしてください
►
(332 ページ参照)。
4.7 義肢の使用に関する注意事項
注意
階段を上る際に発生する危険性
誤った方法で階段のステップに足部を置くと、制御機能が変化して、装着者が転倒するおそれ
があります。
階段を上る際は必ず手すりにつかまり、足裏の大部分を階段表面に置いてください。
►
子供を抱いて階段を上る場合は、特に注意してください。
►
注意
階段を降りる際に発生する危険性
誤った方法で階段のステップに足部を置くと、制御機能が変化して、装着者が転倒するおそれ
があります。
階段を降りる際は必ず手すりにつかまり、足裏の中央から接地して踏み返して(ロール
►
オーバー)ください。
警告/エラー信号には充分注意してください(335 ページ参照)。
►
警告やエラー信号が発生した場合には屈曲/伸展抵抗が変化する可能性があります。
►
子供を抱いて階段を降りる場合は特に注意してください。
►
注意
継続して活動し続けた場合の油圧シリンダーのオーバーヒート(長時間下り坂を歩行する場合
など)
>
オーバーヒートモードへの切り替え時に製品が予期せぬ動きをすることで、装着者が転倒す
るおそれがあります。
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