管理者の機能
暗号化消去パスワードの使用
暗号化消去パスワードを使用すると、以前の管理者およびユーザーのパスワードが削除され、暗号化消去パスワー
ドに置き換わります。さらに、以前の構成設定が削除されるとともに、ドライブ上のすべてのデータが永久に削除
され、ドライブがユーザー専用モード構成に変換されます。
暗号化消去パスワードの使用方法:
IronKey.exe を起動して、IronKey アプリ
1.
ケーションを実行します
ユーザーパスワードログイン画面で、
2.
「Ctrl + Alt +
C」を押して、暗号化消去
パスワード入力に切り替えます。正常に
実行された場合、パスワード入力画面の
下に太いブルーのバーが表示され、暗号化
消去パスワードの入力準備ができたことを
示します。(
図
8.11)
注:暗号化消去パスワードへの切り替えは、ユー
ザーパスワードログイン画面のみで行えます。
暗号化消去パスワードを使用すると、ドライブの
すべての内容の消去に進み、次に一つの空のパー
ティションが表示されます。ドライブはユーザー
専用モードになり、暗号化消去パスワードはリ
セットされるまで、ドライブのログイン用の
パスワードになります。
重要:この機能はドライブのすべてのデータを消
去し、以前保管した内容はすべて恒久的に失われ
ますので、慎重に進めてください。
図 8.11 – 暗号化消去が有効、太いブルーのバーが表示
図 8.12 – 暗号化消去パスワード使用後の、消去されたドライブ
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