ー ブを洗浄して く ださい。 このよ う に洗浄を行ない、 薬剤と
調合乳とが相互作用を起こ してチュ ー ブの閉塞が
起こる ことを未然に防ぎます。
• 薬剤は、 できる限り液体を使う よ う に し、 固体の薬剤を
砕いて水と混ぜたものが安全かどう か、 薬剤師に聞いて
く ださい。 安全な場合は、 固体の薬剤を細かい粉末状に
して水に溶かしたものを、 栄養補給チュ ー ブから投与しま
す。 腸溶性製剤を砕く こと、 製剤を調合乳と混ぜる こ
とは、 絶対に避けて く ださい。
• ク ランベリ ージュ ースやコ ーラ飲料などの酸性洗浄薬
で栄養補給チュ ー ブを洗浄しないでく ださい。 酸性質が
調合乳中のタ ンパク質と相互作用して、 チュ ー ブが詰る こ
とがあ り ます。
洗浄に関する一般的ガイドライン
• カテーテル ティ ッ プ シ リ ンジは、 30 ~ 60 cc のもの
を使用します。 小さいチュ ー ブの場合、 圧力が増してチュ ー
ブが破裂する恐れがあるので、 これよ り小さいシ リ ン
ジは使用しないでく ださい。
• チュ ー ブの洗浄は、 常温の水道水を使用します。 市の上水
道に問題がある と思われる場合は、 滅菌水を使用します。
水の量は、 患者のニーズ、 臨床症状、 およびチュ ー ブの種
類によ っ て異なり ますが、 平均量は成人で 10 ~ 50 ml 、
小児で 3 ~ 10 ml です。 栄養補給チュ ー ブ洗浄に使用
する水の量は、 水分補給状態によ っ ても影響されます。 一
般的に、 洗浄水の量を増やすと、 静脈内輸液
を補足する必要がな く なり ます。 ただし、 腎不全の患者
やその他の水分制限がある場合、 洗浄水の量は、 開通
性を維持するのに必要な最低限に留めて く ださい。
• チュ ー ブを洗浄する場合、 無理な力を加えないでく ださ
い。 無理な力を加える と、 チュ ー ブに穴があいた り消化
管に損傷が生じた りする ことがあ り ます。
• 患者のカルテに、 洗浄の時間および洗浄水の量を記録
しておいて く ださい。 これによ り、 看護人は、 患者のニー
ズをよ り正確に監視する ことができます。
毎日のケア&点検リスト
患者の評価
痛み、 圧迫感、 不快感の症状がないか、 患者の評価を行
なっ て く ださい。
スト ーマ部位の評価
赤み、 過敏症、 浮腫、 腫れ、 圧痛、 熱、 発疹、 化膿、 消化管
からの流出など、 感染症の症状があるか、 患者の評価を
行なっ て く ださい。 圧迫壊死、 皮膚の損傷、 過剰肉芽組
織の症状がないか、 患者を評価します。
スト ーマ部位の洗浄
ぬるま湯と中性洗剤を使っ て く ださい。
円を描く よ う に、 チュ ー ブから外に向けて洗浄します。
縫合部、 外部ボルスタ ー、 固定装置のすべてを綿棒で洗
浄します。
すすぎと乾燥を しっ かり行ないます。
チュ ーブの評価
破損、 閉塞、 異常な変色などの異状がないか、 チュ ー ブ
の評価を行なっ て く ださい。
栄養補給チュ ーブの洗浄
チュ ー ブを引張り過ぎた り動かし過ぎた り しないよ う に気を
つけて、 ぬるま湯と中性洗剤で洗浄します。
完全に洗剤を洗い流し、 しっ かり と乾燥させます。
胃ポー ト とバルーン ポー トの洗浄
綿棒または柔らかい布で、 栄養液や薬剤残存物をすべ
て取り除きます。
チュ ーブの回転
チュ ー ブは、 毎日 1 1/4 回転 (360° + 90° ) させます。
外部ボルスターの位置を確認
外部ボルスタ ーが皮膚から 2 ~ 3 mm 上の位置にある こ
とを確かめて く ださい。
栄養補給チュ ーブの洗浄
栄養補給の継続中にこれを停止する時は、 カテーテル
ティ ッ プまたはスリ ッ プティ ッ プ シ リ ンジで、 4~6時間
ごとに栄養補給チュ ー ブを必ず洗浄します。 チュ ー ブを使
用していない時は、 少な く とも8時間ごとに洗浄します。 胃
内残存物がないか調べた上で、 栄養補給チュ ー ブを洗浄
して く ださい。 薬剤投与の前後に、 栄養補給チュ ー ブの洗
浄を して く ださい。 ク ランベリ ージュ ースやコ
ーラ飲料などの酸性洗浄薬で栄養補給チュ ー ブを洗浄し
ないでく ださい。
バルーンの維持
バルーンに入っ ている水の量は週に 1 回チェ ッ ク して く
ださい。
• ルア スリ ッ プ シ リ ンジをバルーン拡張ポー トに挿入し、 チ
ュ ー ブを押さえながら水を吸引します。 シ リ ンジ内の
水量を、 患者の記録に記述されている推奨量も し く は最
初に処方された量と比較します。 この水量が推奨量また
は処方量よ り少ない場合は、 すでに吸引した分の水をま
ずバルーンに注入してから、 推奨量や処方量に足り ない分
を吸引してこれをバルーンに足します。 バルーンの収
縮を行なう際は、 チュ ー ブ付近から胃内容物がもれる こと
があるので気をつけて く ださい。 水の量、 水の交換量
(該当する場合のみ) 、 および日時を記録して く ださい。
• 10 ~ 20 分待っ てから、 この手順を繰り返します。 バルー
ン内が空の場合は水がもれているので、 チュ ー ブの交換
を行なっ て く ださい。 バルーンの収縮や破損が生じる と、 チ
ュ ー ブが外れた りずれた りする場合があ り ます。
バルーンが破れた場合は、 新しいものと交換して く ださい。
チュ ー ブをテー プで所定の位置に固定し、 施設のプ
ロ トコ ールまたは医師の指示に従います。
直径
バルーンの容量
包装が破損してい
る場合は使用禁止
(正しいケア) 」 および 「Stoma Site and Enteral Feeding
2
再使用禁止
処方による使
用のみ
注 : バルーンの滅菌水または蒸留水を補充して く ださ
い。 空気や生理食塩水は使わないでく ださい。 生理食塩
水を使う と、 結晶化してバルーンのバルブやルーメンが詰
まって しま う ことがあ り ます。 空気の場合は、 浸出してバル
ーンが収縮して しま う ことがあ り ます。 水量は、 推奨量に従
って く ださい。 バルーンを拡張し過ぎる と、 ルーメンの邪魔
になっ た りバルーンの寿命が短く なっ た り します。 拡張が足
りないと、 チュ ーブが適切な位置に固定できません。
チューブの閉塞
チュ ー ブの閉塞は、 通常、 以下の原因で生じます。
• 洗浄が不完全だっ た
• 胃の残存物測定後、 洗浄しなかっ た
• 薬剤投与が適切でなかっ た
• 錠剤の断片があっ た
• 粘着性の薬剤だっ た
• 通常、 濃縮または補強した栄養液などの濃い栄養液は
粘り気が強く、 よ く チュ ー ブを詰ま らせる原因となる
• 栄養液に雑菌が混入して凝固した
• 胃または腸の内容物が逆流した
チューブの障害物除去
1. 栄養補給チュ ー ブがねじれていた り、 外れていた り しない
か、 確認して く ださい。
2. 皮膚表面よ り上に障害物が見える時は、
やさ し く マッ サージするか指でチュ ー ブを搾るよ う に して、
障害物を砕きます。
3. 次に、 ぬるま湯を入れたカテーテル チッ プ シ リ ンジを
適切なチュ ー ブアダプタ かルーメンに挿入し、 そっ と引
いてから プランジャを押して障害物を取り除きます。
4. 障害物がとれない時は、 手順 3 に戻り ます。 適度の吸引
とシ リ ンジ圧力を交互に繰り返すと、 大抵の障害物がと
れます。
5. それでもとれない時は、 医師に相談して く ださい。 患者
におけるチュ ー ブ閉塞や副作用の原因となる ことがあ
るので、 ク ランベリ ージュ ース、 コーラ飲料、 食肉軟化
剤、 キモ ト リ プシンは使用しないでく ださい。 障害物がなか
なか除けない場合は、 チュ ー ブの交換を行なって く ださい。
バルーンの寿命
シ リ コンバルーンは通常 1~8 か月間持ちますが、
バルーンの寿命はい く つかの要因によ っ て左右されます。
これらの要因には、 薬剤、 バルーン拡張に使う
水の量、 胃液pH、 チュ ー ブの手入れ状態などがあ り ます。
警告 : 結腸栄養剤 ・ 薬剤専用。
詳細は、 電話 (米国内から掛ける場合は1-844-425-9273) でお
問い合わせく ださるか、 次のウ ェ ッ ブページでご覧く ださい。
www.halyardhealth.com
教育用パンフ レッ トご希望の方は、 「 A Guide to Proper Care
Tube Troubleshooting Guide (ス トーマ部位と腸内栄養補給
チュ ー ブに関する トラブルシュ ーティ ング ガイ ド)」 をご利用く
ださい。 地元の営業代理店も し く は顧客サー ビス センタ ーに
お問い合わせ く ださい。
ガンマ線照射滅
STERILE R
菌済み
注意
2
再滅菌禁止
STERILIZE
注意:
説明書を参照
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