フォーカス
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カメラのレンズのフォーカスと同様に、 スキャナーのセンサーに投影されるフィルムのイメージのフ
ォーカスも合わせる必要があります。 フォーカスダイヤルは、 スキャナーの中央の支柱にあります。
フォーカスを完璧に合わせるには、
の 「フィルムスキャナー」 パネルの 「フォーカ
DaVinci Resolve
スアシスト」 を使用すると最も正確な調整が可能です。 フォーカスアシストは、
カメラ
Blackmagic
のフォーカスピーキング機能と似ていて、 イメージの最もシャープな部分を緑色で縁取りします。
緑の縁取りが最も強調されるようにすることで、 簡単にフォーカスが調整できます。
フォーカスアシスト機能は
の 「フィルムスキャナー」 パネルでチェックボックスを
DaVinci Resolve
オンにすると有効になり、 フォーカスダイヤルを調整しながら、
スキャナーの
出力また
Cintel
HDMI
は、 「フィルムスキャナー」 パネルのビューアでフォーカスが合っているか確認します。 フィルムグ
レインは、 調整する上でのインジケーターとして最適です。 緑の縁取りがフィルムのグレイン上で
最も強く表示されると、 画像にフォーカスが完璧に合っていることになります。
「フォーカスアシスト」 でフォーカスを正確に設定するには、 フィルムグレインが最適です。 上記の左の画像は
フォーカスが合っていない例で、 右側はフォーカスが合っている例です。 フォーカスアシスト機能は、 フィルムの
グレインを強調し、 パーフォレーションの部分で最も顕著に現れます。
フォーカスアシストは、 ネガティブフィルムで最も効果を発揮します。 これは、 ネガティブが一般
的によりシャープでグレインのディテールが顕著であるためです。
フォーカスアシスト機能を最大限に活かすには、 ビューアをフル解像度に設定します。 ビューアの
右上のオプション設定をクリックし、 「フル解像度プレビュー」 をメニューから選択します。
フル解像度プレビューは無効にするまで使用されます。 この設定は
に大きな負担がかかり、
GPU
ビューアのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。 例えば、 フレーム遅延が発生するこ
とがあるので、 フル解像度でフォーカスを確認にした後は、 パフォーマンスの影響を考慮し、 無効
にすることを推奨します。
はじめに
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