19. 内視鏡アクセサリが作動チャンネルの末端部から突き出ている場合には、 内視鏡を前進
または後退させたり、 屈曲部を操作したり しないでください。
20. 作動チャンネルで内視鏡アクセサリを挿入または後退させているとき、 常に曲げ部分を
真直ぐな位置を保持するようにすること。 患者の傷害を招いたり、 内視鏡を損傷させる
恐れがあるため、 制御レバーを操作したり過度な力を絶対に加えないでください。
21. 内視鏡を廃棄物容器に入れる前に、 本使用説明書の説明に従って常に目視検査を実施
すること。
22. 電子機器およびシステムは、 互いの正常な機能に影響を及ぼすことがあります。 システ
ムが他の装置に隣接していたり、 他の装置と一緒に積み上げられて使用されている場
合、 使用する前にシステムとその他の電子装置の両方が正常に動作することを確認してく
ださい。 それらを抑制するために、 機器の方向や位置の再設定、 あるいは機器を使用
する部屋の遮蔽などのような手順を実施する必要が生じることがあります。
23. 内視鏡はAmbuから供給された部品で構成されている。 これらの部品は、 Ambu認定
部品とのみ交換できる。 これを怠ると、 患者の負傷を招く恐れがある。
24. デ ィスプレイ装置上の画像がライブ画像と録画画像のどちらであるか慎重にチェックし、
画像の向きが正しいことを確認すること。
25. 電気ショックの危険を回避するには、 この機器を必ず保護接地した供給電源に接続しま
す。 主電源からシステムを切断するには、 壁コンセントから主電源プラグを抜きます。
26. 必ず、 気管内チューブとダブルルーメンチューブとの互換性を確認してください。
27. 内視鏡手術中に何らかの不具合が発生した場合は、 直ちに処置を中止し、 内視鏡を引き
抜いてください。
28. 液体を注入する前に、 シリンジを作動チャンネルポートへ挿入する。 それを怠ると、 液
体が作動チャンネルポートからこぼれる恐れがある。
注意
1.
障害が発生した場合でも手技が継続できるように、 緊急時に適切なバックア ップ装置が
容易に使用できるようにしておく こと。
2.
内視鏡と組み合わせて針のような鋭利な器具を使用する際、 挿入コードや末端を損傷し
ないように注意すること。
3.
機器を損傷させる恐れがあるため、 末端部を操作するとき注意し、 別の物にぶつけたり
しないこと。 末端部のレンズ面は損傷しやすく、 視覚的な歪みが生ずる恐れがある。
4.
機器を損傷させる恐れがあるため、 曲げ部分に過剰な力を加えないこと。 曲げ部分の
不適切な取り扱いの例には以下が含まれる :
- 手で捻る。
- 抵抗が感じるにも関わらずETT の内側またはその他のケースでそれを操作する。
- 曲げ方向をチューブの曲げ部分に合わせないで、 それをプリシェイプチューブまたは
気管切開チューブへ挿入すること。
5.
米国連邦法では、 この機器は医師のみが販売することができ、 または医師の注文に基づ
いてのみ販売することができます。
6.
準備、 使用および保管の際、 内視鏡のハンドルは乾いた状態を保つこと。
7.
ポーチまたはカー ドボー ドボック スを開く ためにナイフや他の鋭利な器具を使用しないこと。
8.
吸引を始める前に、 チューブをフローコネク タにしっかり固定する。
9.
必要ならば、 手技の前あるいは間、 気管から分泌液あるいは血液を抜き取ること。 この
目的のため、 最適な吸引装置の吸引機能が利用できる。
10. 吸引するとき、 85 kPa (638 mmHg) 未満の吸引圧をかけること。 吸引圧が大きすぎる
と、 吸引を終了するのが困難になることがある。
1.5. 潜在的な有害事象
柔軟な気管支鏡検査に関連する潜在的な有害事象 (網羅的ではない) : 頻脈/徐脈、 低血圧、
出血、 気管支けいれん/喉頭けいれん、 咳、 呼吸困難、 咽頭痛、 無呼吸、 発作、 脱飽和/低酸素血
症、 鼻出血、 喀血、 気胸、 誤嚥性肺炎、 肺水腫、 気道閉塞、 薬または局所麻酔への反応、 発熱/感
染、 および呼吸/心停止。
1.6. 一般的注意
本装置の使用中、 または使用の結果、 重大なインシデントが発生した場合は、 メーカーおよび国
家機関に報告してください。
2. システムの説明
内視鏡はAmbuデ ィスプレイ装置に接続できます。 Ambuデ ィスプレイ装置の詳細について
は、 Ambuデ ィスプレイ装置の使用説明書を参照してください。
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