• 手を清潔にし、 イソプロピルアルコール (IPA) 、 またはその他の適切な消
毒剤で手を消毒して ください。
• サウンドヘッ ド (サウンドボタンとフ ォームリングを含む) は、 患者が代わる
ごとに交換して ください。
• 電気喉頭装置は、 患者による使用の前後に70% IPAで拭いて ください。
なお、 デバイスを拭く ことで交差感染を100%防ぐ ことはできませんが、 傷
のない皮膚でデバイスを使用する場合は、 そのリスクは無視することがで
きます。
13b.サウンドヘッドの交換
以下の手順に従って ください。 ( 図D)
1.消毒液を含ませた布で本体を拭いて ください。 拭く部分は湿っている必要が
ありますが、 消毒液が垂れていてはいけません。 装置の本体を拭きます。 円を
描く ように、 あるいはねじるように軽い力で発声ボタンを拭いて ください。 本体
を拭いた後、 サウンドヘッ ドキャ ップを拭きます。 その際、 上部のサウンドボタン
が外れるような強い力はかけないように注意して ください。
2.サウンドヘッ ドのネジを緩めて取り外します。
3.そして、 サウンドヘッ ドは廃棄します。
4.次に使えるように新しいサウンドヘッ ドを取り付けます。
• サウンドヘッ ドの下にあるシリコンダイアフラムが外れないように注意して
ください。 シリコンダイアフラムは、 コイル/アクチュエータのステムの溝に
はま っている必要があります。 ( 図C)
• コイル/アクチュエータをねじらないように注意して ください。 ワイヤーが
コイル/アクチュエータにスムーズに巻きついている必要があります。 ( 図C)
• 該当する場合 : サウンドヘッ ドスペーサーが装着されていることを確認して
ください。 破損 ・ 紛失した場合は、 新しいサウンドヘッ ドを取り付ける前に機
器に新しいサウンドヘッ ドスペーサーを取り付けて ください。 ( TTE/P)
サウンドヘッ ドの交換については、 当社までお問い合わせください。
サービスと支援
電子喉頭には、 患者が取り外し可能な部品以外に、 修理可能な部品はありま
せん。 サービス部品には、 電池、 サウンドヘッ ド、 サウンドヘッ ドスペーサー、 発
泡体リング、 口腔アダプタ、 口腔チューブがあります。 電気喉頭の使用方法やメ
ンテナンス、 部品の注文については、 最寄りの代理店にお問い合わせください。
制限付き保証
国際保証については、 地域の代理店にお問い合わせください。
電気喉頭スピーチエイドの情報
使用目的 : 電気喉頭は、 外部から適用し、 喉頭がない状態で発声するために
使用する、 バッテリー駆動の人工喉頭です。 喉頭周辺部分の皮膚に押し当てる
か、 ( 口腔アダプタを使って) 口腔にチューブを挿入することにより、 装置が生
成した機械的振動を口腔と鼻腔で共振し、 通常行うように舌と唇で調節する
ことにより発話を可能にします。 この装置は患者本人だけが複数回使用する
ことを目的としています。
対象とするユーザー : 患者が対象ユーザーとなります。
電撃に対する保護 : BF形装着部
動作のための環境条件 : +5 ℃~+25 ℃、 15%~93%相対湿度、 700 hPa~1060 hPa
輸送と保管に関する環境条件 : 最適なバッテリー寿命を保持するために、
以下の環境条件を維持して ください : -20 ℃~+25 ℃、 0%~45%相対湿度
動作モード : 24時間中に30分起動
電源 : 内部電源。
予測耐用年数 : 使用頻度や摩耗や損傷を防ぐためのお手入れの状況にもよ
りますが、 期待される耐用年数は1~5年です。
磁場および電磁場 :
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