CREO SLバッテリーはダウンチューブの中に入っているため (図9.1) 、 取り出すにはまずモーター
を取り外す必要があります。 モーターおよびバッテリーに必要な作業はすべて、 Turboを取り扱っ
ているスペシャライズド正規販売代理店にご依頼ください。
9.1
バイクの電力はリチオムイオン電池により供給されます。 バッテリーの取り扱いの際や充電時、 ま
たはCREO SLの使用時は、 必ず以下の指示に従って ください :
バッテリーは、 温度が-20°C (-4°F) と+60°C (+140°F) の間でのみ使用して ください。
CREO SLにはCREO SL 用 バッテリーのみを使用して ください。 もし装着できたとして
も、 CREO SL 用 バッテリーを他のバイクで使用したり、 他のバッテリーをCREO SLに使用した
りしないでください。
充電器またはレンジエクステンダーを充電ポートから接続または切断する前に、 必ずバイクの
電源をオフにして ください。
バッテリーや充電器を改造したり、 中を開けたり、 分解したりしないでください。 改造や分解は、
短絡、 火災、 または誤動作の原因になる恐れがあります。
バッテリーにはかなりの重量があります。 取り扱いには注意し、 落とさないようにして ください。
釘やビス、 他の小さな鋭い物および/または金属製の物を、 バッテリーまたはバッテリーの充
電ソケッ トに接触させないでください。
バッテリーを過熱させないでください。 バッテリーを直射日光にさらさないでください。
バッテリーを直火やラジエーターの熱にさらさないでください。
バッテリーを水の中に浸けないでください。
短絡する恐れがありますので、 バッテリーを金属の物に近づけないでください。
ケースや充電ポートに損傷の兆候のあるバッテリーや、 液体が漏れているバッテリーは使用し
ないでください。 バッテリー液は皮膚の炎症や火傷を起こすことがあります。 バッテリーの損傷
が原因でバッテリー液が肌や目に接触した場合、 直ちに水で洗い流し、 医療機関で診察を受
けて ください。
取り付け、 メンテナンス、 洗浄および/または修理を含むいかなる作業をバイクに行う場合も、
バイクの電源をオフにして充電器またはレンジエクステンダーのプラグを抜いて ください。 バ
イクの電源が入っている時に電流の接点に触ると、 感電および/またはけがにつながる可能
性があります。
警告 ! このセクションの指示に従わないと、 お使いのバイクのコンポーネン トに損傷をき
たす原因となり、 保証が無効になります。 しかし最も重要なことは、 重傷または死亡事故
につながる可能性があるということです。 お使いのバッテリーまたは充電器に損傷の兆
候がある時は、 バイクを使用せず、 直ちにスペシャライズド正規販売代理店で検査を受
けて ください。
9. バッテリーと充電器
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