注記
前腕および肘ボールは分解できません:
前腕および肘ボールはケーブルによ り接続されているため離すことはできま
せん。 前腕は分解することはできません !
4.3 調整および最終組立て
4.3.1 筋電義手の装着
筋電義手部品を前腕に設置するには、 組立てカバーを前腕から取外してくだ
さい。 それを行うため、 トルクス ・ ドライバー 710Y12=T10 を使用し、 ネジを緩
めてください。 慎重に組立てカバーを持ち上げた後、 肘ボールの方向にそれ
を取外します (図9) 。
筋電義手部品を取付けのためには、 以下の手順を推奨します。
757B35=1 マイオエナジー ・ イ ンテグラルの取付け
前腕部品内分の充電コ ンセント用の曲線には、 マイオエナジーイ ンテグラル
の充電コ ンセン トを取付けるためにのくぼみがついています。 この曲線に沿っ
て削ってください。 ド リルのガイ ドを目的と したくぼみは、 8mm (5/16イ ンチ) ツ
イス ト ド リルを使用して作成します。 次に、 取扱説明書に従い、 折り曲げた肘
の内側の中に充電コ ンセン トを取付けてください。 電池から充電コ ンセン トに
伸びるフラ ッ ト リボン ・ ケーブルを曲げないでくださ い (図11) !
ラミネーシ ョ ンリ ング 11D12=34 を接着するため、 アセ トン 634A3 によ り前腕
ソケッ トの内部を粗く します。 アセ トンを乾かしてから シー リ ング樹脂コ ンパク
ト接着剤 636K18を使用してくださ い。
ラミネーシ ョ ンリ ング 11D12=*の接着が硬化した後、 7in1コ ン トローラ9E420 接触
板を取付けてくださ い。 ラミネーシ ョ ンリ ングに接触板をしっかり と押し込みます。
前腕における電極ケーブルの取付け
電極ケーブルは、 肘関節の近位領域で接続します (図12) 。 電極シグナルは、
前腕ソケッ トに送信されます。前腕支持部内の回路基板を持ち上げます(図
10)。 コネクターの記号にしたがって 電極ケーブル13E129=*を回路基板に差
し込んでくださ い。 回路基板を慎重に元の位置に戻します。
電極ケーブルは、 電極シグナルをコ ン トローラ9E420=* 7in1 に送信します。
すべてのケーブルを7in1 コ ン トローラ9E420に接続してくださ い。
慎重に組立てカバーを挿入し、 組立てます。 ケーブルが適切に設置されてい
るか確認してくださ い。 ケーブルが捻れたり、 挟まれないよう にしてくださ い。
Ottobock | 147