キャリブレーションチェック（D2モード、1:10、1 Ml希釈 - 3M 6502 Manual Del Usuario

1. ディスプレイを上向きにして、ピペッターを水平に持ちます。
2. 2つの充電端子を同時に押して、バッテリーパックを取り出します。
3. 新しいバッテリーパックをバッテリー収納部に入れ、バッテリーカバーを軽く押して閉じます。
4. 古いバッテリーは、適用される行政の規制すべてに従って廃棄してください。
7.8. キャリブレーションチェック（ d2 モード、 1:10 、 1 mL 希釈）
ピペッターの性能検証には、純正3M エレクトロニック ピペッターチップの使用を強く推奨します。可動部品の交換
後は、1検体の測定で試験を行ってください。使用状況に応じて、4検体での試験は月1回以上の頻度で行ってくださ
い。10検体での試験は3ヵ月に1回行ってください。結果はすべて記録して、保管してください。American Public Health
Association（APHA）の「Standard Methods for Examination of Dairy Products」に記載された手順に従ってください。
1. キャリブレーションチェックを開始する前日に、ピペッター、ピペッターチップ、試験液を室温（19°～25°C/66°
～77°F）に戻しておきます。
2. チェックの開始前に、温度をメモなどに書き留めます。これは、試験結果とキャリブレーションチェック表を比較する
際に必要になります。
3. 水を1.0 mLの標線（0.9 mL+0.1 mL）まで吸引してから吐出し、ピペッターチップを2回すすぎます。
4. 50 mL以下の容器に蒸留水20～25 gを入れ、化学天びんに載せます。重量をメモなどに書き留めます。風袋を引き、天び
んを0（ゼロ）に調整します。
5. 化学天びんに載せた容器から水0.9 mLを吸引します。重量をメモなどに書き留めます。風袋を引き、天びんを0に調整し
ます。
6. 化学天びんに載せた容器からさらに水0.1 mLを吸引します。重量をメモなどに書き留めます。風袋を引き、天びんを0に
調整します。
7. 化学天びんに載せた容器に水1.0 mLを吐出して戻します。重量をメモなどに書き留めます。風袋を引き、天びんを0に調
整します。
8. 必要に応じて、ステップ4～6を繰り返します。
9. 0.9 mL吸引の平均重量を算出します。0.1 mLと1.0 mLの秤量についても平均値の算出を行います。
10. 以下の表1を参照して、 ステップ1で記録した温度に最も近い温度を探します。各平均重量が、この温度に対する重量
の許容差の範囲内に収まっていることを確認します。
表1
キャリブレーションチェック表
1.10希釈の試験液量
容量（mL）の許容差の範囲
温度
19°C
20°C
21°C
22°C
23°C
24°C
25°C
26°C
27°C
28°C
29°C
30°C
*重量は、Zファクター（換算係数）を使用して温度効果と圧力効果で補正されています。
0.900 mL
0.890～0.910 mL
重量（g）の許容差の範囲*
0.8879～0.9075 g
0.8877～0.9073 g
0.8875～0.9071 g
0.8872～0.9068 g
0.8871～0.9066 g
0.8869～0.9065 g
0.8866～0.9062 g
0.8865～0.9059 g
0.8862～0.9057 g
0.8859～0.9055 g
0.8857～0.9052 g
0.8854～0.9050 g
0.100 mL
0.0975～0.1025 mL
重量（g）の許容差の範囲*
0.0973～0.1022 g
0.0972～0.1022 g
0.0972～0.1022 g
0.0972～0.1021 g
0.0972～0.1021 g
0.0972～0.1021 g
0.0971～0.1021 g
0.0971～0.1020 g
0.0971～0.1020 g
0.0971～0.1020 g
0.0970～0.1020 g
0.0970～0.1019 g
17
JA
(日本語)
1.00 mL
0.990～1.010 mL
重量（g）の許容差の範囲*
0.9876～1.0072 g
0.9874～1.0070 g
0.9872～1.0068 g
0.9869～1.0065 g
0.9867～1.0063 g
0.9865～1.0061 g
0.9863～1.0058 g
0.9861～1.0055 g
0.9858～1.0053 g
0.9855～1.0050 g
0.9852～1.0047 g
0.9849～1.0045 g