2.2 ATP-1500安全注意事項
警告 : 以下の注意事項を遵守しないと、 重大な人身障害や死
亡事故の原因となります。
• ポンプ操作中は、 必ず眼の保護具、 グローブ、 ブーツを着用してくだ
さい。
• 高圧油圧装置は、 誤用すると極めて危険です。 高圧時にオイル漏れ
が見つかった場合は離れてください。 高圧状態の装置からの液体噴
出は、 皮膚を貫通する威力があり、 血液中毒の原因となります。 この
ような事態が発生した場合、 直ちに治療を受けてください。
• 加圧中の油圧カプラは外さないでくださ
い。
• システム加圧中は、 漏れの修理を行わな
いでください。 修理を行う前に、 システム
の圧力計がゼロ(0)bar/psiを指している
ことを確認してください。
• 取り外したオス形カプラの後ろ側
は加圧しないでください。 加圧中
にカプラが故障した場合、 重大な
人身傷害の原因となります。
• システム加圧中は注意が必要で
す。 圧力は予想よりも早く上昇す
ることがあります。 加圧中は圧力
計の監視を続けてください。 いつ でも加圧を即停止できるよう
に準備してください。
• 操作の前に、 クイック着脱カップリングが適切に接続されている
ことを実際に引っ張って確かめてください。
• ポンプの操作は、 必ず訓練を受け経験がある人員が行ってくださ
い。 誤ってポンプが始動するのを防止するために、 特に注意が必
要です。
• 加圧中のシステムは無人状態で放置しないでください。 その場を
離れなければならない場合、 空気閉止弁を閉じて、 ポンプの逃し
弁(タンク還流)を完全に開いた状態にしてください。 空気圧計が
ゼロ[0]bar/psiを指すまで、 空気レギュレータノブを反時計方向
に回します。
• 油圧ホース、 工具またはポンプの安全作動圧力を絶対に超えな
いでください。 ATP-1500ポンプの最大許容作動圧力(油圧)は
1500 bar[21,755 psi]です。
•
0
A3
0
➊
➌
キー
開
➊
➋
閉
図1、 空気供給源を接続する前の状態
• 空気供給源を接続する前に、 空気閉止(オン-オフ)弁が閉じられ(
ハンドル垂直位置)、 オイルのタンク還流弁が開いていることを確
かめます。 図1を参照してください。
• 空気供給源を接続後、 空気圧計を点検します。 圧力が示された
ら、 空気圧計がゼロ[0]bar/psiを指すまで、 空気レギュレータノブ
を反時計方向に回します。
• ポンプの空気圧は、 常にゼロ [0]bar/psiから開始して加圧します。
空気圧レギュレータノブはゆっく り回し、 予期せぬ油圧の急激な
上昇を防ぎます。
• 目的の油圧が得られたら、 空気閉止弁を閉じて、 空気圧計がゼロ
[0]bar/psiを指すまで、 空気圧レギュレータノブを反時計方向に
回します。
• システムを無人の状態にする前に、 必ず除圧してください。
A10
90
➍
➋
➎
➌
タンク還流弁
➍
空気圧レギュレータ
空気閉止弁
➎
0