4.4
空気の要件
ポンプの空気消費量は、 6.8 bar[100 pssi]オイル排出圧力でおよそ
113 L/分[21 SCFM ](自由大気)です。 空気圧が低く油圧が高い場合、
空気消費量は流量に比例して減少します。
重要:ポンプ空気供給圧は、 6.2 bar[90 psi](静圧)を超えないでくだ
さい。
警告 : ポンプ空気リリーフ弁は、 出荷時におよそ6.2 bar[90
psi]に設定されています。 人身障害および装置破損を防
止するため、 リリーフ弁の圧力設定は上げないでくださ
い。
必ず乾燥ろ過圧縮空気を使用してください。 水分離器の使用を強く
お勧めします。
ポンプの内部構成部品は、 自動潤滑式です。 空気を潤滑する必要は
ありません。
4.5 ポンプのプライミング(抽気)
重要: 新しいポンプを使用する際は、 初回の始動する前にプライミ
ングが必要です。 以下の手順に従って、 プライミング手順を実
施してください。 図5と8を参照してください。
1.
油圧タンクにEnerpac HFオイルが補充されていることおよび
タンク出口弁が開いていることを確認してください。 セクション
4.2を参照してください。
2.
空気閉止弁が閉位置になっていることおよびオイルのタンク
還流弁が開いていることを確かめます。
3.
空気供給ホースをポンプの空気入口接続部に接続します。
空気閉止弁を閉じたまま、 空気源を立ち上げて、 空気圧計を点
4.
検します。 圧力が示されたら、 空気圧計がゼロ[0]bar/psiを指
すまで、 必要に応じて空気レギュレータノブを反時計方向に回
します。
長さ1 m[3 foot]の油圧ホースの片端をポンプオイル出口接続
5.
部に接続します。
閉
(
ポンプ切
図5、 空気閉止弁
開
(
)
ポンプ入
)
閉
(オイルが工具に流れます)
図6、 オイルのタンク還流弁
6. クイック着脱継手の開放端をホースのもう一方の端に取り付け
ます。
タンク充填キャップを外します。 ホースの端をタンク内側の継
7.
手の開放端に取り付けます。 これにより、 プライミング中にオイ
ルが戻ります。
8.
オイルのタンク還流弁を閉じます。 空気閉止弁を開位置にしま
す。
空 気 圧 レ ギュレ ー タ
9.
を 使 用 し て 、 空 気 圧
を0.68 – 1.0 bar[0
psi~10-15 psi] にゆっ
く りと上げ、 ポンプの操
作を開始します。
10. オイルがホースを通って
タンクに戻っているこ
とを確認します。 システ
ムからすべての空気が
除去されるまで(オイル
の還流に泡が含まれな
くなります)、 空気圧を
2.75 bar[40 psi]まで上
げます。
11. 空気閉止弁を開位置に
戻します。 ポンプが停止
します。
12. 空気圧計がゼロ[0]bar/
psiを指すまで、 空気レ
ギュレータノブを反時
計方向に回します。
13. オイルのタンク還流弁を
開いて、 残余油圧を解放します。 油圧計がゼロ(0)bar/psiを指し
ていることを確認します。
93
開
(
圧力がタンクに解放され
)
ます
• 回して引き上げます
• 押し下げてロックします
図7空気圧計とレギュレータ