フロントパネル機能 (続き)
CRUNCHモード: このモードはクラッシックな
Marshall JTM45/1959 "Plexi"モデル (ゲイ
ン+ゲイ ン+ トーン) をベースにし ていますが、
オリジナルよ りややゲイ ンが強く なっています。
CRUNCHオレンジ ・ モード: このモードはハード
ロックの定番であるJCM800 2203を彷彿さ
せます。 ゲイ ン+ゲイ ン+ゲイ ン+ トーンという
構造になっています。
CRUNCHレッ ド ・ モード: これはオレンジ ・ モー
ドと同じ構造ですがゲイ ンが更に強く、 極限
まで歪ませたJCM800のよ うなサウン ドが得
られます。
4. OD1チャンネル
OD1グリーン ・ モード: これはCRUNCHチャン
ネルのレッ ド ・ モード同様、 極限まで歪ませた
JCM800風のサウン ドで、 好みに応じてニュ ア
ンスの微妙に異なるクランチサウン ドを各チャ
ンネルにアサイ ンできます。
OD1オレンジ ・ モード: OD1グリーン ・ モード
に更にゲイ ン段を加えた、 歌う よ うなリードソ
ロやハードロック/ヘヴ ィ メタルに最適な トー
ンが得られます。
OD1レッ ド ・ モード: OD1オレンジ ・ モードに
更にゲイ ンを加えた、 ハイ ゲイ ンなMarshallサ
ウン ドです。
5. OD2チャンネル
OD2チャンネルはOD1チャンネルと似てい
ながら更にゲイ ンが高く、 またミ ドル ・ コン トロ
ールの中心周波数帯が一般的なMarshallの
650hz付近ではなく500hz付近に設定されて
います。 その結果、 3つのモードはどれも リード
ソロやモダンなメタルのバッキングなどに最
適なトーンが得られます。
マスター ・ セクション
6. REVERB
REVERBスイ ッチを押すと各チャンネルのリバ
ーブのオン/オフ切り替えができます。
各チャンネルにリバーブコン トロールがある
ので、 リバーブレベルを個別に設定できま
す。 RVB CLEAN, RVB CRUNCH, RVB OD1
and RVB OD2.
7. MASTER1/MASTER2
アンプの最終的な音量を調整します。 各モー
ドで個別に設定でき、 その設定は各モードの
中で記憶されます。
8. PRESENCE、 RESONANCE
これらの効果はパワーアンプ部のコン トロー
ルで、 スピーカーを通し ての演奏時のみ得ら
れます (サイ レン ト ・ レコーデ ィ ング時は効果が
ありません) 。 パワーアンプが接続されたスピ
ーカーに対し てどのよ うに反応するか、 またア
ンプがそれをどの程度制御するかを調節する
機能です。
RESONANCEコン トロールを上げる とスピー
カーの共振が強調され、 低音域が強調されま
す。 同様に、 PRESENCEを上げる とスピーカー
の高周波が強調され、 明る く よ り存在感のあ
るサウン ドになります。
PRESENCEとRESONANCEは強力なパワー
アンプのイ コライザーで、 完全にオフ状態の
時はミ ッ ド ・ ブース ト波形で、 時計回りに上げ
ていく と' '字のよ うなミ ッ ド ・ スクープ ・ サウン
ドに変化します。 また、 これらのコン トロールの
効果は接続されたスピーカーの特性によって
も大き く変わります。 RESONANCEを上げす
ぎる とスピーカーに負担が掛かり過ぎる場合
があるのでご注意く ださい。
9. FX LOOP
FX LOOPスイ ッチは使用し ているチャンネル
のエフ ェク ト ループのオン/オフを切替えます。
FX LOOPはプログラムが可能で、 リアパネル
にはMIXコン トロールを搭載し ています。 FX
LOOP回路はプリアンプ直後/リバーブやシリ
アルループ回路の直前に位置し ています。 FX
LOOPスイ ッチを押すこ とでエフ ェク ト ループ
が稼動します。
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