内視鏡画像を見ながら、 本内視鏡の先端部をマウスピースの開口部から挿入し、 咽
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頭に挿入します。 挿入コードの先端部から 100 cm の位置マーク (100) を超えて挿入
しないこと。
aScope ガストロの持ち方と操作方法
本内視鏡の制御部分は、 片手で把持するように設計されています。
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送気・送水ボタン及び吸引ボタンを指で操作します。
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UDアングルノブを指で操作します。
他方の手では挿入コードを操作したり、 RLアングルノブを操作します。
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先端部の角度
必要に応じて RL アングルノブ及び UD アングルノブを操作して、 先端部を挿入して観
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察を行います。
屈曲させた先端部の位置を保持する場合は、 UD、 RL のアングルロックを操作します。
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送気・送水機能
必要に応じて、 送気・送水ボタンの上部の穴を指で塞ぐことにより先端の送気・送水
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ノズルから CO₂ を送ります。
送気・送水ボタンを押しこんでレンズに送水します。
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各内視鏡手技が終了した後は、 使用した送気・送水チューブ及び送水ボトルを適切
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に廃棄します。
注入
液体を注入する場合はシリンジを本内視鏡のチャンネルポートに接続し、 ワーキング
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チャンネルを通じて液体を注入します。 シリンジをチャンネルポートに確実に接続し
てプランジャを押して液体を注入します。
注入している間は、 注入液が吸引されてしまうため、 吸引しないでください。 チャン
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ネル内を約5秒間、 CO₂ でフラッシュして、 チャンネル内に液体が残留していないか確
認します。
副送水装置
副送水ボタンを押して副送水を噴射します。
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噴射前に副送水タンクが十分に充填されていることを確認します。
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各内視鏡手技が終了した後は、 使用した副送水チューブ及び送水ボトルは適切に廃
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棄して ください。
吸引
吸引ボタンを押して、 余分な液体や異物を吸引します。
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吸引力が低下する可能性があるため、 吸引中は処置具等を完全に取り外すことを推
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奨します。
本内視鏡の吸引ボタンが詰まった場合は、 取り外して洗浄するか、 台紙に固定された
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予備の吸引ボタンと交換することができます。
内視鏡処置具の挿入
本内視鏡に適合したサイズの内視鏡処置具を必ず使用して ください。
使用前に、 内視鏡処置具の外観等に異常がないか点検して ください。 内視鏡処置具の
操作または外観に欠陥がある場合は使用しないでください。 内視鏡処置具をチャンネ
ルポートへ挿入して、 モニタに表示されるまで、 ワーキングチャンネル内を慎重に前進さ
せます。
本内視鏡と互換性のある内視鏡処置具を選択して ください。 内視鏡処置具の取扱
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説明書を参照して ください。
本内視鏡に適合したサイズの内視鏡処置具を必ず使用して ください。 このチャンネ
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ル最小径だけによって選択された機器に、 組合せの互換性があることを保証するも
のではありません。 使用する前に選択した処置具と本内視鏡の互換性を点検して く
ださい。
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