上下ボタンを使って、表示を切り替えることができます。
7.6.4
保存した画像およびボイスメモの削除
熱画像を個別に削除するか、または全削除するには、ギャラリービューに切り替えます:
•
ゴミ箱アイコンの下にある右機能ボタンを押します。サブメニューが開きます。ここで、この画像のみ
削除するのか、付属のボイスメモ(録音している場合)のみ削除するのか、全画像を削除するのか選択で
きます。この画像だけ、またはボイスメモだけを削除したい場合、ボタンFunc でこの削除作業を確定し
ます。
•
全画像を削除したい場合、ボタンFunc または右機能ボタンを押し、さらに右機能ボタンでこの削除作業
を確定します。削除作業をキャンセルするには、左機能ボタンを押します。
画像のデータ断片はメモリー中に残っており、復元が可能です。最終的に削除するには、メインメニューで
'ツール' → '初期化' を選択します。
7.7
データ転送
USB インターフェースは、もっぱらデータ転送のためだけに使用します。バッテリーやその他のデバイスを
USB インターフェースで充電することはできません。
1. USB ソケットのカバーを開きます。
2. 電源をオフにした測定機器の USB ソケットを、USB ケーブルを介してお手持ちの PC と接続します。
測定機器は、USB インターフェースを介してもっぱら PC とだけ接続してください。他のデバイ
スと接続すると、測定機器が損傷するおそれがあります。
3. 測定機器をオンにします。 → 頁 672
4. お手持ちの PC でファイルのブラウザーを開き、ドライブPTC を選択します。保存されているファイル
を測定機器の内部メモリーからコピーしてお手持ちの PC に移したり、消去したりできます。
5. 希望のプロセスが終了したなら、直ちにドライブを規定にしたがって接続解除してください。
ドライブは、必ず、まず PC のオペレーティングシステムからログオフしてください(ドライブを
イジェクトする) 。これを守らないと、測定機器の内部メモリーが損傷するおそれがあります。
6. それから、ON/OFF ボタンを押して測定機器のスイッチをオフにします。
7. USB ケーブルを外し、USB ソケットのカバーを閉じて、埃や飛沫から保護します。
8
手入れと保守
警告
バッテリーを装着した状態における負傷の危険 !
▶ 手入れや保守作業の前に必ずバッテリーを取り外してください!
製品の手入れ
•
付着した汚れを慎重に除去してください。
•
汚れが付着している場合は、通気溝を乾いた柔らかいブラシを使用して慎重に掃除してください。
•
必ず少し湿した布でハウジングを拭いてください。シリコンを含んだ磨き粉はプラスチック部品をいた
める可能性があるので使用しないでください。
•
本製品の電気接点を清掃するには、清潔な乾いた布を使用してください。
•
測定機器は常に清潔な状態を維持してください。赤外線センサーが汚れると、測定精度に影響するおそ
れがあります。
•
赤外線センサー、カメラ、スピーカー、マイクロフォンの汚れを取り除く際には、先端の尖った物を使用
しないでください。赤外線センサーとカメラから埃を除去(ブロワー)してください。赤外線センサー
とカメラの上を拭かないでください(傷がつくおそれがあります) 。
Li-Ion バッテリーの手入れ
•
通気溝が詰まっているバッテリーは決して使用しないでください。通気溝を乾いた柔らかいブラシを使
用して慎重に掃除してください。
•
バッテリーを不必要に粉じんや汚れに曝さないようにしてください。バッテリーは、決して高い湿度に
曝さないでください(例:水中に沈める、あるいは雨中に放置する) 。
水分が浸入したバッテリーは、損傷したものとして取り扱ってください。そのようなバッテリーは不燃
性の容器に隔離し、Hilti サービスセンターにご連絡ください。
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日本語
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