•
バッテリーには、本製品に使用しているのではないオイルやグリスが付着しないようにしてください。
バッテリーに不必要な粉じんあるいは汚れが堆積しないようにしてください。バッテリーは、乾いた柔
らかいブラシまたは乾いた布で清掃してください。シリコンを含んだ磨き粉はプラスチック部品をいた
める可能性があるので使用しないでください。
バッテリーの電気接点に手を触れないでください、また、工場出荷時に塗布されているグリスを電気接
点からぬぐい取らないでください。
•
必ず少し湿した布でハウジングを拭いてください。シリコンを含んだ磨き粉はプラスチック部品をいた
める可能性があるので使用しないでください。
保守
警告
感電による危険! 電気部品の誤った修理は、重傷事故および火傷の原因となることがあります。
▶ 電気部品の修理を行うことができるのは、訓練された修理スペシャリストだけです。
•
目視確認可能なすべての部品については損傷の有無を、操作エレメントについては問題なく機能するこ
とを定期的に点検してください。
•
損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。速やかにHilti サービス
センターに本製品の修理を依頼してください。
•
手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて、それらが問題なく作動するか点検して
ください。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツ、消耗品、アクセサリーを使用してください。本製品
向けにHilti が承認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当またはHilti Store
にお問い合わせいただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
8.1
ボタン電池を交換する
時刻を測定機器に保存するために、ボタン電池を使用します。ボタン電池が放電している場合は、交換が必
要です。
1. ボタン電池ホルダーの固定ねじを外します。
2. ボタン電池ホルダーを(必要に応じて適切な工具を用いて)スロットから外します。
3. 空のボタン電池を取り出し、新しいボタン電池を取り付けます。正しい極性に注意してください。ボタ
ン電池のプラス極が、ボタン電池の挿入方向と逆の方向に向いていなければなりません。
4. ボタン電池ホルダーを再びスロットに装着します。ボタン電池ホルダーを正しく、完全に押し込むよう
注意してください。これを守らないと、埃や飛沫からの保護が保証されません。
5. ボタン電池ホルダーの固定ねじを再び取り付け、手で締め付けます。
8.2
Hilti 測定技術サービス
Hilti 測定技術サービスは測定機器の点検を行い、取扱説明書に記載されている製品仕様を満たしていない場
合には修正して製品仕様を満たした状態にあるかどうかを再点検します。チェックの時点において製品仕様
を満たした状態にあることは、サービス証明書により確認されます。以下をお勧めします:
•
使用状況に応じて適切な点検間隔を選択すること。
•
本体を通常よりも厳しい条件で使用した後、重要な作業の前、これらに該当しなくても少なくとも 1 年
に 1 回はHilti 測定技術サービスに点検を依頼すること。
Hilti 測定技術サービスによる点検は、使用前および使用中のユーザーによる測定機器のチェックを不要にす
るものではありません。
9
搬送および保管
バッテリー工具およびバッテリーの搬送
注意
搬送時の予期しない始動 !
▶ お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で搬送してください!
▶ バッテリーを取り外してください。
▶ バッテリーは決して梱包しない状態で搬送しないでください。搬送中のバッテリーは、他のバッテリー
電極と接触して短絡の原因となることを防ぐために、過大な衝撃や振動から保護し、あらゆる導電性の
物体あるいは他のバッテリーから隔離する必要があります。バッテリーの搬送に関する各国 (地域) の規
則を遵守してください。
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