先ほど取り付けたケーブルタブ用挿入金具を、 もう一方のユニットのケーブルブラケットの穴と揃え
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ます。 同梱のサポート ブラケット用ネジで固定します。 ユニットを正しい向きにひっく り返します。
同梱の補助金具用ネジを使用して、 各ユニットの外側に補助金具を取り付けます。 HyperDeck
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ExtremeとHyperDeck Extreme Controlをラックマウントする準備が完了しました。
RS-422コントロール
RS-422とは?
RS-422規格は、 シリアルデッキコントロールの放送規格で、 1980年代初頭から多くの放送局で採用
されています。 数多くのデッキ、 リニアエディター、 ノンリニアエディター、 放送オートメーション製品
などで使用されています。 HyperDeckの全モデルは、 この規格をサポートしているので、 放送オー
トメーション、 リモートコントロールシステム、 編集システム、 自由にデザインしたあらゆる種類のカ
スタムコントロールに組み込めます。
HyperDeck Extremeは、 RS-422経由でAdvanced Media Protocol ( AMP) からのファイルベースの
コマンドもサポートしています。 これにより、 外部機器を使用してHyperDeckをAMPコマンドでコン
トロールできます。 操作できる機能は、 再生リストへのクリッ プの追加、 次のクリッ プのファイル名の
決定、 単一のクリッ プまたはタイムラインのルー プ、 再生リストのクリアなどです。
外部RS-422コントローラーを使用する
HyperDeckの全モデルは、 業界標準のSony™互換RS-422デッキコントロールポートを搭載してお
り、 RS-422に対応したリモートコントローラーに適切なピンで接続できます。
市販の9ピンケーブルを使用可能ですが、 ケーブル両端の同じピン番号同士がそれぞれ接続されてい
る必要があります。 カスタムケーブルを作成する場合は、 同梱の接続図を参照してください。
RS-422コントロールを使用することで、 カスタムコントローラーの構築や、 既存のRS-422コントロー
ルソリューションへのHyperDeck Extremeの統合が可能です。
例えば、 HyperDeckの収録と再生の開始/停止や、 ジョグ/シャトル機能をリモートで操作できます。
サポートされているRS-422コマンドのリストは、 次の 「対応RS-422コマンド」 セクションを参照して
ください。
RS-422コントロール
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