Ottobock 4R180 Harmony P4 Instrucciones De Uso página 137

3) ラミネーションプレートの遠位表面をポリエチレン粘着テープで塞ぎます（画像参照 8）。
4) ナイロンストッキネットを陽性モデルに被せてください。
5) カーボンファイバーストッキネットを（陽性モデルの 2 倍の長さ）を陽性モデルの上からソ
ケットの端まで被せます。余ったカーボンファイバーストッキネットの端を結び、陽性モデ
ルの上から折り返します。
6) ナイグラスストッキネットを陽性モデルの上から被せます。
7) カーボンファイバーストッキネットを（陽性モデルの 2 倍の長さ）を陽性モデルの上からソ
ケットの端まで被せます。余ったカーボンファイバーストッキネットの端を結び、陽性モデ
ルの上から折り返します。
8) ペルロンストッキネットを（陽性モデルの 2 倍の長さ）を陽性モデルの上からソケットの端
まで被せます。余ったペルロンストッキネットの後ろ半分を糸で結び、陽性モデルの上から
折り返します。
9) PVA バッグを陽性モデルの上に被せてください。
10) Orthocryl 注型用樹脂を使用してラミネーション工程を完了してください。
11) 義肢ソケットの仕上げを行います（137 ページ参照）。
5.4.2 ソケットの仕上げ
> 必要な材料：636W46 ロックタイト 242
1) PVA バッグを取り外します。
2) ラミネーションプレート遠位のラミネーションにサンドペーパーをかけてラミネーションダ
ミーを外します。
3) トリミングの印をつけて電動式ギプスカッターで切り取ります。
4) ラミネーションプレートの中央から陽性モデルに向かって穴（Ø 4 mm）を開けます。
5) 陽性モデルから義肢ソケットを外します。
6) トリミング線にサンドペーパーをかけて端に丸みをつけます。ソケット内側の穴のバリを取
り除きます。
7) 圧縮空気で義肢ソケット、穴、ラミネーションプレートをきれいに拭きます。
8) ラミネーションプレートの内側をきれいに拭きます。
9) ハーモニーポンプを取り付けます（137 ページ参照）。
備考: ポンプを取り付けた後に義肢ソケットの修正が必要な場合には、義肢ソケットの穴を接
着テープで塞ぎます。こうすることでハーモニーポンプ内に破片が入り込むのを防ぎます。
10) オプション：該当の取扱説明書に従って 2R117-0 ソケットコネクターを取り付けます。こう
することで陰圧状態が作られます。
5.5 ハーモニーポンプの取り付け
> 必要な材料：636W46 ロックタイト 242
1) ネジ式リングをハーモニーポンプの上にスライドさせます（画像参照 9）。
2) 同梱の万力あごを使って、万力あごにハーモニーポンプを固定します（画像参照 10）。
3) ラミネーションプレートをハーモニーポンプに配置して向きを整えます。
4) 適合：
ピン付レンチを使ってネジ式リングを締めます（トルク値： 50 Nm）（画像参照 11）。
ネジ式リングを 2 本の止めネジで締めます（画像参照 12）。
5) 最終組み立て：
ピン付レンチを使ってネジ式リングを締めます（トルク値： 50 Nm）（画像参照 11）。
6) 2 本の止めネジにロックタイトを塗り、ネジ式リングをネジで締めます（画像参照 12）。ラ
ミネーションプレートに達するまで止めネジを締めてから、半回転させます。
7) 遠位義肢パーツはそれぞれの取扱説明書に従って取り付けてください。
5.6 ハーモニーポンプの調整
ハーモニーポンプにより、陰圧の生成とエラストマーロッドによる抵抗、ハーモニーポンプとラ
ミネーションプレートの間の回旋、底屈と背屈、ピラミッドレシーバーを介した回内と回外、な
どのような調整をすることができます。遠位義肢パーツは取り外してエラストマーロッドを調整
してください。他に方法がない場合は、ハーモニーポンプとラミネーションプレートの間の接合
部を緩めて、義肢足部の回旋を調整する必要があります。
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