FLARE 1 設定
COOL (寒色)
寒色 (青、 緑、 シアンなど) を戻すために使用。
SKIN TONE (肌色)
スピル抑制の結果で生じた肌の変色を自然な色に戻すために使用。
LIGHT WARM (明るい暖色)
「 ADVANCED FLARE (詳細フレア設定) 」 が有効の状態で、 明るい暖色 (赤、 黄色、 オレンジなど)
を戻すために使用。 この設定は、 SKIN TONE 設定に影響を与えます。
BLACK/GRAY/WHITE BALANCE (ブラック / グレー / ホワイトバランス)
フォアグラウンドのトーン領域 (シャドウ、 ミッドトーン、 ハイライトなど) におけるスピル抑制
のカラー調整に使用。
FLARE LEVEL (フレアレベル)
「 ADVANCED FLARE (詳細フレア設定) 」 が有効の状態で、 フォアグラウンドの特定の色に対
するスピル抑制の全体的な量を調整するために使用。
H M FLARE (ホールドアウトマット ・ フレア) ボタン
ホールドアウトマットを使っ てフォアグラウンドの一部を合成から除外している場合、 フォアグラ
ウンドでのスピル抑制は少し複雑な作業になります。 状況によっ てはシーン全体のスピルを抑
制することでより説得力の高いルックが得られ、 別の状況ではホールドアウトマットにはスピル
抑制を適用しない方が良い結果が得られます。
H M FLARE が無効の場合、 スピル抑制はホールドアウトマットの領域には適用されません。
有効の場合、 フォアグラウンドのシーン全体からスピル抑制が除去されます。
FLARE 2 設定
FLARE CORRECT HORIZONTAL/VERTICAL SIZE (フレアサイズ横 / 縦方向補正)
フレアサイズ横または縦方向補正は 「 FLARE CORRECT HORIZONTAL SIZE 」 または 「 FLARE
CORRECT VERTICAL SIZE 」 とディスプレイ上に表示されます。 この機能は、 境界部分のスピル
抑制を分析し、 コントロールを使用して微調整が行えます。 例えば、 境界部分の細かなエッジに
影響を与えている、 わずかな色の相違や輝度の差異を和らげることができます。
境界部分のサイズはピクセル単位で指定できます。 これを Ultimatte はスピル抑制の分析に使用
します。 この領域は、 横はピクセル、 縦はラインで定義します。 サイズの設定が 0 の場合、 フレア
補正は適用されません。
DARK WARM (暗い暖色)
「 ADVANCED FLARE (詳細フレア設定) 」 が有効の状態で、 グリーンバック使用時は茶色、 ブルー
バック使用時は紫色を戻すために使用。 このコントロールは、 SKIN TONE 設定に影響を与えます。
FLARE RESET (フレアリセット)
このボタンをタップすると、 設定されている背景色に応じてフレアコントロールをデフォルト設定に
戻します。
ADVANCED FLARE (詳細フレア設定)
Ultimatte 11 を使った既存のシステムに Ultimatte 12 を追加して使用するにあたり、 一貫性のあるルックを
維持したい場合、 Ultimatte 12 の ADVANCED FLARE 設定を無効にして通常のフレア処理を使用できます。
これにより、 Ultimatte 12 のフレアコントロールとスピル抑制が、 Ultimatte 11 の標準機能と一致するため、
複数のユニットを切り替えて使用する際にイメージの一貫性が保たれます。
設定の変更
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