1. 大切な情報 – 使用する前に読んでおくこと
aScope 4 Bronchoを使用する前に、 安全に関する指示事項を良く読むこと。 使用説明書は事
前の通知なく更新されることがあります。 最新版はメーカーから入手できます。 この説明書は
臨床的手技を説明したり議論するものではありません。 内視鏡の操作に関する基本的操作方
法や注意事項を説明するのみである。 初めて内視鏡を使用する際、 オペレーターは、 臨床的
な内視鏡技術に関する十分なトレーニングを受けていて、 説明書に記載されている使用目的、
警告、 注意、 通知、 および禁忌についてよく理解しておく ことが大切です。
内視鏡の保証制度はない。
本書では、 「内視鏡」 は内視鏡のみに適用される説明を指し、 「システム」 はaScope 4 Broncho
および互換性のあるAmbuデ ィスプレイ装置とアクセサリに関連した情報を指します。 特に指定
されていない限り、 内視鏡はaScope 4 Bronchoの全商品ラインを指す。
1.1. 使用目的
このaScope 4 Bronchoは、 滅菌済みかつ使い捨てのフレキシブルな内視鏡であり、 気道および
気管気管支樹内での内視鏡的処置および検査を目的としています。
この内視鏡は、 Ambuディスプレイ装置を介した視覚化を目的としています。
この内視鏡は、 病院環境での使用を目的としています。 成人における使用を前提としています。
1.2. 禁忌
知られていない。
1.3. 臨床メリ ッ ト
単一で使用するアプリケーションは、 患者の二次汚染のリスクを最小限に抑えます。
1.4. 警告および使用上の注意
警告
この内視鏡は使い捨て装置であり、 挿入に先がけて内視鏡の汚染を避けるために、 こ
1.
のような装置に対して一般的に取られている医療行為に従った方法で取り扱う必要が
あります。
内 視鏡画像は、 病理に関する独立した診断として使用してはいけません。 医師は他の
2.
方法によって、 そして患者の臨床的特徴を考慮して、 あらゆる所見を解釈、 実証しなけ
ればなりません。
レ ーザープローブや電気手術器具などのアクティブな内視鏡アクセサリを内視鏡と一
3.
緒に使用しないでください。 これは、 患者の傷害や内視鏡の損傷の原因となる可能性
があります。
処 置中に適切な酸素補給が患者に提供できない場合は、 装置は使用しないでくだ
4.
さい。
悪 性不整脈、 不安定な心臓の状態、 4〜6週間以内の急性心筋梗塞、 難治性低酸素血
5.
症、 出血素因、 または生検が必要な患者には使用しないでください。
い かなる形であれ損傷している場合、 あるいは機能チェックで少しでもエラーが発見
6.
された場合 (4.1を参照) は、 内視鏡を使用しないこと。
使 い捨て装置ですので、 内視鏡を洗浄・再使用しようとしないでください。 製品の再
7.
利用は、 感染症につながる汚染を引き起こす可能性がある。
酸 素または可燃性の高い麻酔ガスを患者に使用する際には、 内視鏡を使用しないでく
8.
ださい。 この行為により、 患者が負傷する可能性があります。
内視鏡は、 MRI環境で使用してはいけません。
9.
10. 除 細動中は内視鏡を使用しないこと。
11. 臨 床的内視鏡技術と手技の訓練を受け、 技術を有する医師のみが使用できる。
12. 内視鏡を前進、 操作、 引き抜く際に、 過度な力を加えないでください。
13. 使用中は常に患者をしっかり監視すること。
14. 内 視鏡を前進、 後退させる際は、 デ ィスプレイ装置に表示されるライブの内視鏡画像を
常に確認し、 曲げ部分あるいは吸引を操作すること。 これを行わないことで、 患者に
被害が及ぶことがあります。
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