6.1.3 計量室の清掃
分注モジュールが最上部の位置にあります。
分注ヘッドは取り外されています。
シーリングインサートは取り外されています。
風防は取り外されています。
1 上部パネル(1)を上に傾けて取り外します。
2 アダプタホルダーやエルゴグリップ、計量皿、ド
リップトレイをすべて取り外します。
3 計量室を清掃します。カバー片(2)を垂直方向に
動かしながらやさしく拭きます。
警告: カバー片の破損。カバー片はデリケートなパーツですので、取り使いには注意してく
ださい。
4 すべてのパーツを逆の手順で再度組み立てます。
5 天びんを稼働させます。
清掃と清掃後の立上げについての詳細は、天びんのリファレンスマニュアルの「メンテナンス」
を参照してください。
6.1.4 粉体分注ヘッドの清掃
粉体分注ヘッドは単一の物質で使用することを目的に作られています。メトラー・トレドでは清
掃を推奨していません。別の粉体を分注する時は、汚染を防止するために新しい分注ヘッドを使
用してください。
6.1.5 液体分注パーツの清掃
吸引フィルターの洗浄
1 週に一度、吸引フィルターが清潔であることを目視で確認してください。必要に応じて、ター
ミナルのパージ機能を使用して吸引フィルターを溶剤ですすぐか、または吸引フィルターを交
換します。
2 吸引フィルターは少なくとも年に一度交換してください。メンテナンス間隔は使用する液体の
種類によります。
液体分注ヘッドのパージ
液体分注ヘッドは大量の溶剤(または他の液体)を流すことで、すすいだり、パージしたりする
ことができます。パージ機能を使用します。詳しくはXPR天びんのリファレンスマニュアルを参照
してください。
ボトルには分注ヘッドのパージに必要な十分な量の溶剤が入っています。
分注ヘッドのパージに使用された溶剤を回収するために、大型サンプル容器が計量皿の上にあ
ります。
液体分注ヘッドは分注または液体モジュールに取り付けられています。
ターミナルのパージ機能を使用して、分注ヘッドをすすぎます。
ミクロ分注バルブの洗浄
液体分注ヘッドQL001のマイクロ分注バルブは、超音波浴などで分解洗浄することができます。
Q3分注モジュール
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